【パレロ サクソフォンカルテット、2026(6月9日)】
6月9日(火)
PARERO SAXOPHONE QUARTET
DAC スペースDo
長生淳/彗星(トルヴェールの「惑星」より)
D.サレラス/ La dernière nuit(最後の夜)
チャイコフスキー/アンダンテ・カンタービレ(弦楽四重奏曲第1番より第2楽章)
A.デザンクロ/サクソフォン四重奏曲
A.シェーンベルク(横山美優編)/30のカノンより(3曲)
ショスタコーヴィチ(新実信夫編)/弦楽四重奏曲第8番
小澤瑠衣(S.Sax)、田中愛希(A.Sax)、横山美優(T.Sax)、三浦夢子(B.Sax)
結成10周年だそうだ。
積み重ねられた確かな個性。圧倒的な技量に裏付けられた、「頑張ってる感」皆無の達成度。冒頭の「彗星」から、聴き慣れたものと一味違う爽やかな印象。満を持してとりあげたデザンクロはまさに「清新」だった。こういうやり方があったのか!と、この曲に関しては「スレッカラシ」の私ですら率直に感動してしまったくらいだ。これも皆さんの圧倒的な技量のゆえだが、最後のショスタコーヴィチの16分音符の絨毯爆撃はそれでも弦楽器(原曲)の切れ味にはかなわないなあ、とは思ってしまった。もちろん、謎の超ロングトーンをはじめ驚いたこと&感心したことはたくさんあったけれど。それにしてもDEsCHのフーガで始まるショスタコーヴィチの前にシェーンベルクのカノンを置いた選曲のセンスはすばらしい。
アンコールはチャイコフスキーの四季より「舟歌」。余談だが私はいま、平野(公崇)さん編の「四季」SaxQ版をちょうど練習しているのだけど、一番有名なこれは入っていないので興味深く聴いた。
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