【新響のマーラー3番(1月12日)】
1月12日(月・祝)
新交響楽団 第272回定期
東京芸術劇場
坂田晃一/管弦楽のための「詩篇」“Don't stop talking about them”(委嘱作品・初演)
マーラー/交響曲第3番
池田香織(alto)
東京アルカイック・レディースシンガーズ
東京少年少女合唱隊
指揮:矢崎彦太郎
この日も本当にたくさんの演奏会が重なったが、わが偏愛する「マーラーの3番」を聴きたく、久々の新響。
とても良かった。さすがアマオケの雄・新響、作り上げる音楽はもちろん出てくる音そのものも、時としてプロをも上回る(とはいえ、最終的にはやっぱりプロって凄いんだな、と思ったのも確かだったけれど)。特にホルン、トランペット、トロンボーンの各トップ奏者には掛け値なしのBRAVO!だ。
何より、大好きな最終楽章の、穏やかさや浄福感や癒しだけではなく、そこに至るまでの葛藤やストレス、忘れてしまいたい記憶なども全部含めた陰りと奥行きを感じることができた、というのは、何度もこの曲を聴いてきた中でも初めてだったかも。
演奏のゆえか、自分の聴き方が変わったのか。たぶん両方だな。
前プロに「おしん」「おんな太閤記」など劇伴で有名な坂田晃一さん(なんと新響の団員で、この日もチェロを弾かれていた)による委嘱作品もあり。分かりやすい作品だったが、少し散漫な印象も。
14:30開演で終演は17:15。長かったが充実した時間だった。
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