【フォーレの弟子たち(3月24日)】
3月24日(月)
読響アンサンブル・シリーズ~フォーレを讃えて/フォーレとその弟子たちによる室内楽作品の夕べ
トッパンホール
リリ・ブーランジェ/ピアノ三重奏曲「悲しき夕べに」「春の朝に」
エネスコ/ヴィオラとピアノのための演奏会用小品
フローラン・シュミット/ピアノ四重奏曲「偶然」op.96
フォーレ/ピアノ五重奏曲第1番op.89
阪田知樹(piano)
戸原直、岸本萌乃加(violin)鈴木康浩(viola)富岡廉太郎(cello)
ピアニスト阪田知樹さんの肝入りで実現した、ご覧のとおり極めて興味深いプログラム。
フォーレの弟子と言いつつラヴェルが入っていないのは、阪田さんは5月の読響本体の演奏会でラヴェルの左手のコンチェルトを弾くのでそちらで、ということらしい。
演奏は本当に素晴らしく、オーケストラ主催の室内楽演奏会というイメージを軽々と超えた最高の洗練と美しさがあった。
メインプロがフォーレのピアノ五重奏曲の1番、というのがいいですね。こういう演奏で聴いてこそのこの作品だ。阪田さんのピアノの素晴らしさもさることながら、首席奏者のアンサンブルでこの水準の演奏が実現してしまうところが読響というオーケストラの実力だな。
フローラン・シュミットのピアノ四重奏曲というのは初めて聴くもので、そういう曲が存在したことすら知らなかった。20分弱のそれほど大きくはないがなかなか強力な(厄介そうな)作品で、今日の演奏で聴けて良かった。
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