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2025.03.30

【デビュー!~セラス・サクソフォンカルテット(2月21日)】

F_250221

2月21日(金)
Seras Saxophone Quartet 1stリサイタル
古賀政男音楽博物館けやきホール

F.ジャンジャン/サクソフォン四重奏曲
F.メンデルスゾーン(椛島理華子編)/カプリッチョop.81
B.ジー/ To Speak As One(日本初演)
T.エスケシュ/ル・バル
M.ラヴェル(海老原美保編)/ 3つのシャンソン
J.リュエフ/サクソフォン四重奏のコンセール
 海老原美保(S.Sax)、外崎遥(A.Sax)、立畠花音(T.Sax)、宮楠菜穂(B.Sax)

とても良かった。この40年間に思えばたくさんの新進カルテットのデビューを聴いてきたけれど、この新鮮さはちょっと特別だな。

とても繊細で抑制された音がベースにあって、聴いていて疲れない。勿論ここぞという場面では轟然と鳴る。隅々まで目配りが効いているけれど神経質な感じではなく、おおらかでのびのびとしている。この先もう少し洗練されていけば、今までにない音のカルテットになると思う。
プロのカルテットのリサイタルでジャンジャンを聴いたのは久々だったけれど、この曲に関しては普段いかに初見で吹いてるような演奏ばかり聴いているかが明らかになってしまった(笑)。メインはこれも久々のリュエフ。デファイエ・カルテットの呪縛を初めて脱して聴けたと思った。呪縛というのはそのただ中にある時には呪縛だとはなかなか気付けないものだ。Serasの皆さん有難う。その他色々。

お客さんはなかなかの盛況で、その分少し集中に欠け、ジャンジャンでは1曲毎に拍手が起こってしまいどうなることかと思ったが(この調子でリュエフで楽章毎拍手なんてことになったら悪夢だよなあ、と本気で心配したが)、後半はラヴェルから無事に静かだった。というか、「そういう演奏」をしたんだね。さすがでした。

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