【藤井一興さんの最後の演奏会(1月8日)】
1月8日(水)
藤井一興 フォーレ室内楽演奏会
豊洲シビックセンターホール
フォーレ/
シシリエンヌ(Fl、Pf)
パヴァーヌ(Fl、Pf)
マスクとベルガマスク(4手Pf)
藤井一興/
今賜るアシジの聖フランチェスコの教え(Fl、Pf 初演)
ピアノのための「モン・サン=ミシェル」
フォーレ/
エレジー(Vc、Pf)
ピアノ三重奏曲(Vn、Vc、Pf)
幻想曲(Fl、Pf)
紫園香(flute)、秦はるひ(piano)、横坂源(cello)、浜匡子(violin)
藤井一興(piano 全曲)
(予告されたフォーレの即興曲第5番と夜想曲第6番は演奏されず)
藤井一興さんは、この演奏会の10日後、1月18日に亡くなられました。
70歳でした。
ニューイヤーコンサートを除いて実質今年一本目のコンサートだった。
藤井さんは大病をして復帰されたところだと聞いていたが、歩き方や立居振舞いや喋り方はかなりやばい感じの、イッちゃってる感満載な雰囲気で、ちょっと見ていて辛いものがあった…
ピアノの演奏や、あの千変万化する、重力を逃れたかのような音色は幸い変わりなかった。
体調は相当にお悪そうながら、あのあまりに美しいピアノの音を聴いて少し安心し、これだけ弾けるなら身体さえ治せばまた復活できるだろう、まだ70だし、と思い、コンサートのレポートを公開するのは復活までは止めておこうと考えていたのだが。
今思えばあれは「最後の輝き」だったのですね…
紫園さんのフルートと一緒に弾かれた、アンコールの「夢のあとに」が今生の最後の公開演奏だったと思われる。
合掌
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