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2023.12.07

【陬波花梨サクソフォンリサイタル(11月29日)】

F_231129

11月29日(水)
陬波花梨 サクソフォンリサイタル
古賀政男音楽博物館けやきホール

P.ヒンデミット/アルトホルン・ソナタ
V.ダヴィッド/パルス
R.シューマン/幻想小曲集
S.ラフマニノフ/チェロソナタ
羽石道代(Piano)

ある意味シンプルな、時間も短めの(終演が20:35)プログラムだったけれど、中身はなかなか過酷な。
とてもクラシカルな感性をベースに持った方だと思った。ヒンデミットがあんなに平明でロマンティックな音楽に聞こえたとか、いかにもサックス吹きが作りましたというヴァンソン・ダヴィッドの苛烈な作品に鮮やかな起承転結を与えたとか。
シューマンは今はアルトでそのまま吹いちゃうのね。原調だとどうしてもフラジオ多用になるため、昔は音が甲高くなりすぎて聴きづらくて、須川さんですら移調して吹いてたのに。何の違和感もない。
ラフマニノフはテナーで演奏。ある意味サックスぽくない音で、原曲との違和感はさほどなく、むしろ端正に聞こえた。勿論、この曲を「端正に」聞こえるよう演奏するというのがどれほど大変なことか、ということなのだが。
羽石さんは凄腕のアンサンブルピアニストだけれど、盤石なクラシックの基礎を備えた実力の程を今回も実感した。シューマンをイネガル(不等音符:8部音符が並んだ時にリズムを崩すこと)で弾かれていたのが印象的。

終演後ご挨拶したら「何か書いてください」と言われたので書いて(笑)Facebookに上げた文章が原文。
相変わらずつまらんこと書いてるなあ。

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