Kヤルヴィ都響、火の鳥(1945年版)
東京都交響楽団 第758回定期演奏会(サントリーホール)
ラフマニノフ(ドゥンブラヴェーヌ編)/コレッリの主題による変奏曲(日本初演)
プロコフィエフ/ピアノ協奏曲第3番
Pf:小山実稚恵
ストラヴィンスキー/バレエ組曲「火の鳥」(1945年版)
指揮:クリスチャン・ヤルヴィ
(コンサートマスター:矢部達哉)
私たちの演奏会が終わった途端にすごい台風がやってきた。
今朝は交通機関がめちゃくちゃで、台風の通過が半日遅かったら今夜のコンサートも危なかっただろう。
というわけでサントリーホール。
まだブログに書けていないコンサートレポートも幾つか溜まってるんだけど、まずはこちら優先ということで。つうかコンサート多すぎる。
ヤルヴィ一家の弟クリスチャンを初めて聴く。
とにかく派手に動くし、とにかく楽しそうに振る人だ。兄(パーヴォ)や父(ネーメ)とはずいぶん芸風が違う印象。
日本初演のラフマニノフは、バロックが好きな方ならたぶんご存じのコレッリ「ラ・フォリア」、による変奏曲。
こういう珍しい曲を持ってくるところは父譲りか。
「火の鳥」はあまりやられない1945年版。曲数は1919年版より多く、かといってオーケストレーションは全曲版のように厚くはない。
よく演奏される1919年版や全曲版との「違い」を、ひとつひとつ懇切丁寧に教えてくれるかのような演奏だった。
バランスの作り方も独特で、とても新鮮な響きの箇所も幾つか。全体にとにかく「才気漲る」持っていき方で感心した。
格調の高さや音自体の慈しみ、美しさという点では、先日のチョンさんの演奏(1919年版)のほうが一歩上だとは思ったが、普通の人が気がつかない、あるいは見過ごしてしまう楽しさや面白さ、美しさを、丁寧に拾うことのできる人だ。
だからこそ人のやらないような曲もできるんだろうな。
ソロはOb鷹栖さん、Bn長さん、Hn西條さん、等々。西條さんのストレスのない発音は見事だ。
« 【終了】なめら~か第13回(追記あり) | トップページ | トルヴェールのサロン »
「都響」カテゴリの記事
- 【大野都響ドン・キホーテ(9月4日)】(2026.09.22)
- 【フェスタサマーミューザ2026~都響(7月29日)】(2026.08.30)
- 【マルッキ&都響の「青ひげ」(7月17日)】(2026.08.06)
- 【都響新時代の予感(6月19日)】(2026.07.17)
- 【ジョン・アダムズ降臨!(5月21日)】(2026.06.04)
「コンサート(2013年)」カテゴリの記事
- The One Night Premium…振りかえり12/5(2013.12.30)
- 真昼の(ブルー)オーロラ…振りかえり12/4(2013.12.30)
- 本番納めと聴き納め~インバル師の「第九」(2013.12.25)
- 聴く、呑む、吹く(2013.12.23)
- 青ひげ公の城(2013.12.20)


コメント