藤井一興Pf(これも恒例)
藤井一興 ピアノリサイタル「調の距離~そしてその先へ」(東京文化会館・小ホール)
藤井一興/Green(初演)
プーランク/ピアノ組曲「ナゼルの夜会」
ドビュッシー/見出された練習曲
ブーレーズ/アンシーズ
ラヴェル/クープランの墓
メシアン/幼子イエスに注ぐ20のまなざしより 第15番「幼子イエスの口づけ」
1月5日。
新年3日に東京文化会館のニューイヤーコンサートを大ホールで聴くのが恒例なら、5日に小ホールで藤井一興さんのピアノを聴くのもまた、近年の恒例。
ピアノを弾くというより、音楽を紡ぎだすという言葉がぴったりの所作と、千変万化する音色の多彩さ、にもかかわらず自分のつくり出す響きに一切酔わずに前進する潔さが、毎度ながら溜息が出る。
そして、そんなに大宣伝しているという訳でもないのに、この満席に近い入り。(あっと驚くような大御所の方も。)
見事なもんです。
藤井さんの新作と、ブーレーズの作品の響きの共通性が面白かった。
そのブーレーズ、後半はピアノによる絨緞爆撃のような目にも止まらぬ超絶技巧で、大喝采。
そしてそれらが、ラヴェルの遠い子孫であるかのような共通性も感じられ、たいへん興味深かった。
アンコールにドビュッシーの「月の光」、シューマンの間奏曲(「ウィーンの謝肉祭の道化」より)。
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