三浦友理枝さん
東京オペラシティリサイタルシリーズ B→C(ビートゥーシー)第124回
ピアノ:三浦友理枝(東京オペラシティ・リサイタルホール)
J.S.バッハ/フランス組曲第2番
ラヴェル/古風なメヌエット
メシアン/『前奏曲集』から「鳩」「軽やかな数」
同 /『鳥のカタログ』から「ダイシャクシギ」
フランク/プレリュード、コラールとフーガ
シマノフスキ/ピアノソナタ第3番
リゲティ/練習曲集第1巻から「ワルシャワの秋」
バーバー/ピアノソナタ
以前から気になっていた若いピアニストのリサイタルを、初めて聴く。
まあ、見てくださいな。すごい曲目でしょ。
このオペラシティのB→Cに出演するというのは、演奏家にとってある種のステイタスだろうと思うので、誰しもそれなりに気合の入ったプログラムを準備してくるけれど、ここまで大胆にご自分の意思を出して来られると、嬉しくなってしまうというものだ。
特に後半(シマノフスキから後)、どれがメインプロでも構わないようなこんな癖のある難曲を3つ並べて弾ききっちゃうというのは、当然ながら技術だけではないですね。
こういう演奏家は私、応援します。
とはいっても決して、現代的で鋭利な音楽性を前面に出すという訳でもなくて、どちらかというと抑制の効いた音色の持ち主で、むしろ古風な感性を感じさせるほうかもしれない、というところが新鮮。前半最後のフランクの充実ぶりが素晴らしかったです。
アンコールに、ラヴェル「クープランの墓」のメヌエット。
雨の降る6月の休日の昼下がりに似合うような響きだった。(って何のことだ)
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