ルーテル市ヶ谷にて(本編)
坂口大介 サキソフォンリサイタル(ルーテル市ヶ谷センターホール)
ブルッフ/コル・ニドレイ
ケックラン/バソン・ソナタ
J.S.バッハ/ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ BWV1027
スウェルツ/クロノス
デザンクロ/プレリュード、カデンツァとフィナーレ
ヒンデミット/アルトサクソフォン・ソナタ
Pf:石橋衣里
6日(火)のこと。
売り切れ寸前のチケットが手に入ったので、行ってきました。
客席の最後列、中央通路にも補助椅子をずらっと並べての大盛況。
しかしながら開演に間に合わず、後半しか聴けなかった。
前半はバリトン、後半(休憩後)はアルトでの演奏。
両方の楽器でのソロがセットになってこそのコンサートというかプロデュースだと思ったので、後半のアルトしか聴いていない状況ではあまり断定的なことは言えない。
演奏機会の稀少なケックランのソナタが聴けなかったのも残念至極。
ただ、最後のヒンデミットに強い印象と感銘を受けたことは特記しておきたい。
この地味な曲でリサイタルを締めようという勇気のある人はあまりいないと思うけれど、これは確信的勝利でしたね。
楽譜に載っている、ピアニストとホルン奏者(この曲は元々アルトホルンのために書かれた曲だ)の対話詩を、楽譜どおり4楽章の前で交互に朗読してから、演奏に突入。
忙わしいピアノとのんびりとメロディを吹くサックスと、噛み合わないまま終わることも多いけれど、今回はピアノのでもなければサックスでもない、もっと広い世界を見通す叡知のような、稀な一体感のなか終演した。
作品自体を見直してしまうくらいに。
喋り方はちょっと舌足らずだし、ステージマナー的にも緩いところはあるけれど、憎めないというか、良い雰囲気を出してる演奏家だと思った。
昭和音大キャラ、というのかな。
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