木管五重奏+Sax
Wind Quintet Rai-on 第3回演奏会(かなっくホール)
G.ロッシーニ/「セビリアの理髪師」序曲
N.ロータ/小さな音楽の捧げもの
P.ヒンデミット/小室内楽曲Op.24-2
C.ドビュッシー/アラベスク第1番
石毛里佳/アンティーク*
W.シュミット/テナーサクソフォンと木管五重奏のためのコンチェルティーノ*
*Sax:國末貞仁
一昨日、出演者の國末さんから直接連絡をいただいて、急遽行くことにしたコンサート。
ブリッツブラスのメンバーによる木管五重奏のリサイタル。
こんなのがあったとは知らなかった。ぶらあぼにも載ってなかったし。(スイマセン、國末さんのブログは最近チェックしてなかった)
お金をとる演奏会を開催するなら、せめて「ぶらあぼ」には告知を載せましょうよ。私のような首都圏の(に限らない)コンサートゴーアーの、ほぼ全員が読む媒体なんだから。
木管五重奏にサクソフォンが加わった編成の曲というと、定番はトマジの「春」ですね。
あとは、編曲物でスカラムーシュ(ミヨー)とか、もう1本コーラングレを加えて、ケックランの七重奏曲。
エシェンヌ(Marc Eychenne)の六重奏曲というのも聴いたことがある(ロンデックスのCDが出ている)。
今回はそれらのどれでもなかった。ウィリアム・シュミット(1926-2009)という人は、WIMというアンサンブル楽譜をたくさん出版しているアメリカの出版社の社主兼作編曲者で、ご存じの方は意外と多いんじゃないだろうか。
しかしこの人のオリジナル作品を聴く機会はとても少なくて、今回の「コンチェルティーノ」はもしかして日本初演かもしれない。
南カリフォルニア大学でインゴルフ・ダールの弟子だった方だそうだが、いかにもそんな感じの尖り方と力強さと晦渋さを備えた作風でした。
曲自体は石毛さんの作品の方が面白かった。面白いし、アルトサクソフォンと木五が混ざったサウンドというものに全く違和感がない。こういう音を発想して楽譜に書けるというのはすごいと思う。
石毛さんの作品にはこれまでもほとんど失望させられたことがない。この編成の新しい定番になってほしいものだ。
演奏も、(1曲めは聴けなかったが)ドビュッシーは生真面目さが先だってしまった感じはしたものの、やはり6人で演奏したアンコールのアイ・ガット・リズム(ガーシュウィン)も含め、しなやかさと自発性にみちたもので、たいへん快く聴けた。
もっといろんなレパートリーを聴いてみたいな、と思わせるクインテットだった。
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