コントラバスの日
東京はまた雪。今年はよぉ降るなあ。
昨夜行ったコンサートの報告。
J.S.バッハ/ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ第3番BWV1029
アドルフ・ミシェック/ソナタ第1番Op.5
フランソワ・ラバス/コントラバスのための無伴奏作品集より コンチェルト・イン・ワン・パート、クレージー・コース
アドルフ・ミシェック/ソナタ第2番Op.6
山本修(Cb)、横山幸雄(Pf)
都響の首席コントラバス奏者、山本修さんのリサイタル。
サイトウキネンをはじめ、東京及び日本のオーケストラ、室内楽シーンのコントラバスにはお馴染みの方である。
なぜかフルート吹きの友人に誘われて行ってきた。
650席の文化小ホールはほぼ9割の入り。さすが。
コントラバスのソロリサイタルなんてものを聴くのは勿論生まれて初めてなので、細かい感想は書けないけれど、大きな木の胴が弦の振動に共鳴し、それが会場内の大気に…という響きは聴いていて純粋に快感だった。
たとえば管楽器でこういう快感をもたらしてくれる演奏というのは、誰でもという訳にはいかない。
とても自然によく歌う演奏だった。
弦楽器というのは弓使いと指使いでもって「フレーズ感」を見える通りに自然に作ることができるのだな、ということがよく分かった。
弦楽器というのは皆そういうものなんだろうけれど、コントラバスはなにしろデカイので、拡大図で見るようなもので(笑)分かりやすいというか。
バッハのBWV1029は実は私にとっては雲井さんのテナーサックスで親しんだ曲なのだけれど、音域が低いという違いをほとんど感じずに楽しむことができた。
横山さん(この方が伴奏というのもまた凄い)の、チェンバロみたいなロココ風味の典雅なピアノも、カッコいい。
ミシェックは、コントラバスのレパートリーの定番中の定番のようなものだそうだ。
ブラームスみたいな、典型的にロマンティックな音楽。
バリトンサックスで出来るんじゃないかな(フラジオは必要だろうが)。フランクのソナタをバリトンで吹くとかよりも、この時代の音楽としては似合いそうな気がした。
誰かやりませんか。
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