カテゴリー「練習、リハーサル」の記事

2008.05.05

帰京、そして本番前日

富士五湖の奥座敷・西湖でのリサーチ合宿から帰ってきて、息つく間もなく明日は島送りの会本番
島送り刑執行を前に、霊峰富士の麓で身体を浄め(違うって)、ついでに直前のさらい込みもしてこようという魂胆だったけれど、バンド合宿というのは朝から晩までパート練だのセクション練習だの、それはそれでやることが多くてなかなかもくろみ通りにはいかない。立場上あんまり好き勝手もできないし、そもそも音出し可の夜10時ぎりぎりまで合奏やってるし。
それでも、ベートーヴェンの交響曲第5番、グレインジャー『リンカンシャーの花束』などというこの世界の至上の名曲に、日常の些事を忘れて集中できるこの時間は、このうえなく貴重です。

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2008.04.29

春の○犬

日曜日(27日)は、なめら~かの練習日。
5月6日の発表会前の、最後の練習。

発表会の曲目、エルガー「弦楽セレナード」の、通しを2度ばかり。
今日は試みに、通しのあと演奏者全員にコメントを言ってもらってみた。
はっきりした掴み所のない曲なので、練習の過程ではなかなか辛いところもあったけれど(レッスンでは何か吹くたびに「大きい」とか「音程悪い」とか言われまくって、かなり凹んだものだった)、ようやく音楽が「みんなのもの」になってきた感じがしている。
やり過ぎないよう、鳴らし過ぎないよう、サックスくさくならないよう、禁欲的に自らを制して、それでもなお音楽が自ら湧いて来るのを(あたかも、種を播いて芽が出るのを待つように)、待っていた、というか。
本番前に間に合ってくれて、嬉しい。

それにしても、なんていい曲なんだろう。
これで終わりというのは、惜しいな。もっとやっていたい。
なんてね。今更言うかい(笑)

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2008.04.24

4月24日-合わせ

今日は仕事は休み。
遙かサイタマ県央のMさん宅へ、東武東上線に揺られてピアノ合わせに赴く。
先日の初合わせがレッスン兼で、しかも時間が1時間しかなかったので、最後は駆け足で尻切れトンボになってしまったため(そりゃ、通すだけで15分かかる曲だもの、途中止めてコメント等貰っていれば1時間くらいあっと言う間だ)、中途半端に終わった第5曲を中心に改めて仕切り直し。

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2008.03.17

この週末

土曜日。「普通の日記」(^^;の続き。

昼、やっと床屋さんに行って、3ヶ月伸び放題だった髪を切り、その足でこんどは錦糸町へ。

NJP, 080315新日本フィルハーモニー交響楽団 第427回定期演奏会(すみだトリフォニーホール)

シベリウス/ヴァイオリン協奏曲(Vn:ジュリアン・ラクリン)
マーラー/交響曲第4番(Sp:シルヴィア・シュヴァルツ)
 指揮:クリスティアン・アルミンク

楽しみにしていたのはマーラーだったけれど、終わってみたら圧倒的に印象に残ったのはシベリウスの方だった。
バックのオーケストラともども、「哲学的」とでも言っていい繊細で深いサウンド。この曲のソロパートなんて、まともにちゃんと音が並んでいる演奏も滅多に聴けないんじゃないかというほど難しいというのに、そんなことは一切感じさせない(誰かさんみたいな「オレは上手いんだぞー」的な嫌らしさが全くない)純粋な音楽的感興にみちた、天晴れな演奏だった。
今までに聴いたことのあるこの曲の実演のベストのひとつだったかも。

本日の出演者。

Member_080315

終演後は、楽器(テナー)を担いで総武-横須賀線に飛び乗り、戸塚へ。

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2008.03.15

普通の日記

なんか蒸し暑い1日。ときおり夕立のような強烈な雨が通りすぎる。梅雨みたいだ。

昼、渋谷にて「プロヴァンスの風景」の初レッスン。
土日の休みに行ければそれに越したことはないんだけど、最近週末が忙しすぎて全く時間が取れず、やむなく平日に休みを取ってレッスンを突っ込んでしまった。
たまの平日休みなので、午前中宅配便を受け取ったり、銀行や郵便局に寄っていたらあっと言う間に時間がなくなり、ぎりぎりで駆け込むこととなる。

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2008.02.25

札幌公演へ、始動

昨日(24日)のこと。
昼は、日頃たいへんお世話になっている方がソリストとして登場する、とあるアマチュア吹奏楽団のコンサートへ。

他にもたくさん登場したソリストの皆さん、バンド中にも何人も加わっているゲスト&エキストラの皆さんの演奏は大変素晴らしかったけれど、聴き終わって何か釈然としないのは、とてもじゃないが音楽とは呼びがたい酷いプレイを聞かせる一部の正団員の方々の演奏が全く放置されていることだった。
つい最近のエントリでも書いたと思うんだけど、アマチュアの、下手な人=演奏技量のさほど無い人にも、それなりに音楽を感じさせる演奏をすることは可能だし、アマチュアバンドたるものまずはそういうふうに持っていくことが基本でしょう? 縁あって集まった、技術はまだまだ未熟な仲間たちにも、少しでも音楽的な演奏が出来るように仕向けて、音楽の素晴らしさと深さをちょっとずつでも判っていく、という方向性なしで、何のためのアマチュア演奏集団なのか。
自分たちの楽しみだけのためにやっているバンドならともかく、かりにもプロのバンドディレクターと呼ばれる方が音楽監督という肩書を務めている楽団だったら、なおのこと。
今日みたいに、上手な人をあちこちから集めてきて(…しかしカネあるよなあ)、要所要所に配置すれば、たとえ下手な人を放っといたとしても、それなりに聴ける演奏にはなるだろう。実に簡単なことだ。でも、それだけで良いんですか?

演奏自体は(結果としては)悪くなかったし、ソリストの方々の音楽は堪能したし、ほぼ満員のお客さん達も皆楽しんで帰ることができたようだし、文句をつける筋合いはどこにも無いんだけれども、一言言いたくもなってしまうのだった。
指導する立場としての自分の日頃の努力が嘲笑されているような気がしてさ。


夕方からは登戸に出て、カルテットの練習。
昨年11月に初顔合わせで演奏したメンバーの、心機一転再出発練習会。
持ち寄った楽譜の山を、片っ端から音にしてゆく。爽快。
みんな、なんで初見なのにそんなに吹けちゃうんだろ。

実は、このメンバーでの札幌での演奏会本番(ジョイントコンサート)に向けての話が、もうかなり進展している。
2008年7月21日(月・祝)、札幌・渡辺淳一文学館(開演時刻等未定)
いやー、実に楽しみ。
札幌方面の読者の皆様、是非ご来場くださいませ(笑)
曲はバーレスク(プラネル)とイタリア協奏曲になりそう。

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2008.01.27

録音

朝9時から夕方まで練習、夜間は別の場所(私の家の近所のホール)に場所を移して、アンサンブルコンクール審査提出用の録音。

Recording

団内から2チーム、テイク3とか4とかまで録ったけれど、完璧な演奏っつうのは出来ないもんです。

すみません、朝から吹きっぱなしで疲れている上に、風邪もぶり返してきてやばい状態なので、今日は簡単ですがこのへんにて。
コメントやメールのお返事は明日以降にさせてください。うう寒っ。

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2007.12.30

静かな校舎

朝、久しぶりにK高へ。
アンサンブルコンテスト出場チームの練習を一度みてほしいと頼まれていたのが、結局暮れも押しつまったこんな時期になってしまった。
東京の高校予選は、年明け1月5・6日の開催というかなり非常識な日程なもので、出場する生徒たちは今日も明日(大晦日!)も練習があるのだ。

さすがに、いつ来ても(日曜日だろうが夏休み中だろうが)生徒や先生たちの姿の絶えることのない賑やかなK高校舎内も、今日ばかりは他には誰もおらず、音出しの音だけががらんとした廊下に響いている。
…生徒たちにとっては、こんなにひっそりとした母校の姿を自分の目で見ておくというのは、きっと後々まで印象に残る体験に違いない。

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2007.12.03

吹奏楽な週末

いつのまにやら12月。
今年は都内の(別になんてことのない公園やら街路樹やらの)紅葉が例年になく鮮やかで見事だ。急に寒くなったせいかな。

この土日は久しぶりに、吹奏楽系の団体の練習に駆け回ることとなった。

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2007.10.21

そうかい。

20日(土曜日)。
演奏会終了後初のアンサンブル練習日。
出席人数は少なめだったけれど、今後のためのネタをいくつか吹き倒し。
モーツァルトのハ短調五重奏曲(K406。木管八重奏の「ナハトムジーク」の五重奏版)が、新鮮。正真正銘、モーツァルトの世界だ。…第1楽章だけは比較的しばしば本番に乗せたことはあったけど、4つの楽章全部吹いたのは初めてかも。古典派は全曲やらないと意味ないなあ、と痛感。

終了後は定例総会。
外の会議室を取ってあったのだが、人数が少なかったのでキャンセルして、普通にお食事会となる。
横浜そごうの上の釜飯屋さんに入ったら、個室に通してもらえた。ラッキー。人数少ないときの総会はここでいいじゃん、などと言いつつ、話し合いに興ずる。
決まったことも色々あり、有意義でした。来年へ向けての新しいプロジェクトの詳細は、今後おいおい明らかになるでしょう。

食べ終わった後もずっと話し込んでいたら、店の人が妙に頻繁に「お茶のおかわりはいかがですか」と来るようになって、これはそろそろ出ていけという合図かな、と思い(実際そうらしいですね。その業界の方によると、同じ人が何度も行くと「さっき来たばかりだろ、」ということになるので、違う人が交替で伺いに行くんだとか)、解散。

楽しき音楽的「仕込み」の季節が、今年もやってきた。

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2007.09.30

リハーサル

リハーサル
しまっぷー先生のグラズノフ、素敵ですー
男っぷりに惚れます(笑)

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2007.08.27

今日の練習

夏シーズンの大きな本番がいろいろ終わってみると、実は私たちのアンサンブルの定期演奏会前のスケジュールが大詰めを迎えていることに気がつく。
今日は、今回ソリスト兼のしまっぷー先生をお迎えして、グラズノフのコンチェルト特練。
朝10時の合奏開始にひとりでも遅刻者がいたら、連帯責任で全員昼飯抜き、というお達しが出ていたところ、なんと開始5分前には全員揃ってました(^^;
なんだよ、みんな、その気になればちゃんと時間通りに来るんじゃん(^^;、てなもんで。
さすが、パートが揃ってると練習がはかどること。前回に合わせたときはあんなに苦労したのに、今日1日で残りを全部見終わって最後に何回かソロ合わせも出来た。パチパチ。

しまっぷー先生のグラズノフ、テンポの飛ばし方加減その他、紛うことなき「フランス育ち」を実感させてくれる。
これは聴き物ですぞ。

夕方からは蒲田へ移動。
3-4日前に急遽SOS連絡を受けて、高校の後輩が主宰している某バンドの演奏会に手伝いで乗ることになり(テナー)、夜間はホール練習だった。

本番は来週の日曜(9/2)というギリギリの依頼で(テナーがいないなんてアリエナイ事態なんだからさ、もっと早く連絡してくれぇ)、本当は昨日1回の練習だけでどうにかする予定だったのだが、曲目に「リンカンシャーの花束」(P.A.グレインジャー作曲)が入っていて、これがあまりにもヤバイので今日も出席してきました。
単に聴く分にはたいへん馴染み深い曲で、CDだって何種類も持っているのだが、意外にも本番で演奏するのは初めて。
とにかくまあ、本当に、判らん曲でして。

Lincolnshire posy

例えばこれ、結局何拍子なんでしょうか(^^;

Lincolnshire posy

「etc.」って言われてもねえ。
そもそも、「4分の2と2分の1拍子」って、何ですか。

ともかく、作曲年代(コピーライト表示1940)を考えたら、こういう記譜法を考えついたということを含めてたいへんな前衛音楽であることは間違いない。
残念ながら今回、指揮者も含めて、この曲の全貌をきちんと理解している人って、誰もいないんじゃないかという感じではある(^^;。
ちゃんと演奏すればこの世界の世紀の名曲であることは間違いないのに(メンバーも30数人の小編成ながら、ひとりひとりは結構吹ける人間が揃っているのに)、実に勿体ない話だなあ。

意外な知り合いに逢ったり(相変わらず世間は狭い)、何年も会っていなかった高校の別の後輩(実は結構ご近所さんだったことが判明)に再会したり、その点では良かった。

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2007.08.12

ピアニストと初対面

36℃超え(らしい)の酷暑の中、17日の発表会のためのピアノ合わせへ。

この10年以上ピアノを弾いてもらっているマダムに今年は断られたので、最初は途方に暮れたけれど、いろいろあった末、とても素敵な芸大出身ピアニストの方とご一緒できることになった。
紹介していただいた関係者の方に、感謝。

神楽坂から、住宅地の中の路地のような細い道を分け入った奥へ。
自分の生まれ育ったところと(東京の古い住宅地ということで)共通する雰囲気があって、気持ちが落ち着く。
今日が初対面だが、とても気さくでノリのよい楽しい雰囲気の方で、合わせはスムースに進んだ。
志賀高原でのおさらいの成果があったというものだが、問題はカデンツァだな。レッスンを受けた頃に比べたらだいぶそれらしくなってきたとはいえ、まだまだ、一度出来たとしてももう一度やったときには大崩壊する危険性が常にある。
津堅さん(N響トランペット)を見習って、「200回練習」とかしないと駄目か。志賀では「20回練習」くらいだったらしたんだけど。(←あるパッセージを最初から最後までノーミスで吹けたら「1回」と勘定し、その数だけ繰り返す。間違えたら1回からやり直し。)

それにしても、合宿先で選んだリードがことごとく使えなくなっているのには、参った。温度のせいか、湿度のせいか、気圧差のせいか(あちらは標高1500m)。
あちらでは本当に絶好調で、何時間でもひとりでさらっていられたけれど、こちらではそういう気にはなれない。

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2007.08.06

練習第二日

なめら~か強化練習第2日。
午前、四重奏。メニューは、アルベニスのセビリヤ、コルドバ、そしてベルガマスク組曲。全部ソプラノ。きっつー。
午後、ラージ。アンコール含め、昨日やったグラズノフ以外を全部ひととおり舐める。
最後に、この先へ向けての即席ミーティングの後、16日の本番に備え、ヴィヴァルディを一巡。
濃い1日でありました。

終了後は、昨日無事合宿から帰ってきたK高のken師(何度か言及しているとおり、私の母校の高校の2コ先輩)、オブザーバーのYさん(同、1コ先輩)とともに、合宿お疲れさま会(つうか、普通に呑み会)を開催、歓談。
K高合宿、私が東京に帰った後もいろいろあったらしいが、まあその程度のことは、どこでもいつの時代でもあるものだ。
真面目で頭がよくて、やる気があって、だけど時々どうしようもないほど子供っぽくて「理」をわきまえない、高校生という難しい人種について、いろいろな話を聞き意見を交換する。

そしてまた、練習と指導と休息に費やしたシンプルな5日間の休暇も、終わった。…

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2007.07.29

高校生たちと~夏本番へ

明けそうでなかなか明けない梅雨の末期の蒸し暑い好天の下、朝9時半から、まいど都立K高ウィンドアンサンブルの指導へ。
シリーズ「高校生たちと」、って感じで当ブログ上でもエントリが続いている。新しいカテゴリでも立てちゃおかな。

午前はパート練指導、午後は合奏。酷暑を覚悟していたが、珍しくも午前午後とも冷房のついた部屋だった。
合奏は、このたびK高トレーナーに正式就任した渡辺先生の指揮。今日もまた、すばらしい音楽性と洞察力と情熱と機知にみちた練習だった。「ボールを投げ終わった後では軌道修正はきかないだろ、」(だからちゃんと準備してから音を出せ)、なんていう言葉、名言だと思う(言われてみりゃ当り前のことなんだけど)。
生徒たちは、とても真面目で優秀なのだが、都立高校なもので基本的にのんびりしているので、この渡辺先生の情熱に100%はついて行けていないところもあるのが、実に惜しい。

しかし考えてみたら、ワタシゃこのK高ではトレーナーという立場で渡辺先生と同格なのである(!)。
空恐ろしいことだ。とくに今日など、気分としては合奏の後ろでたくさん勉強させていただいている聴講生のそれなんだけど。

8月1日から合宿(志賀高原)にもお邪魔させていただくことになった。
大好きな「夏」が今年もやってくる。「夏休み」と称して会社を大手を振って休んで、おもいっきり楽器を吹きに遠出できるというのは、この季節ならではの嬉しさだ。決して暑さが好きな訳ではないけれど。

かつて毎年夏、セルマージャパン主催のサクソフォンキャンプというのがあった。同時期の八ヶ岳山麓のヤマハのセミナーのほうに行った年もあったけれど、なんだかんだでのべ10年以上にわたって参加し続けていたものだ。
セルマーのキャンプはずっと越後湯沢での開催だったけれど、最初の5回くらいは志賀高原の一ノ瀬で、当時20代だった自分にとってはこちらのほうがずっと印象深い。
その頃の志賀高原で、S々木先生のクラスで個人レッスンを受けたことがある。ラクールの2巻から何曲かみていただいたのだが、とても誉めてくださって、その時に言われたものだ。「これからは、あなたが他の人を教えるということもしていってください。それが後に続く人のためになるし、何よりもあなた自身のためになります」と。
その頃は「エーッ、オレが人を教えるなんて」、と思ったものだったけれど、あれから17年経った今となっては、その通りに周囲の事情が推移していることを実感するものだ。
そして今、こんどは「教える立場」として、再び夏の志賀高原を訪れるということに、なにかとても運命的なものを感じている。…

合宿のしおり、というのを貰ったのだけど、いやー、なかなかのもんです。
手書き・わら半紙半折・ホッチキス止め、という体裁がまず懐かしいし(さすがにコピーだよね?ガリ版ではないと思う)、中身も感性がほとんど女子高だ。
「もちもの」のページで、楽譜とか着替えとか洗面用具とかいろいろ挙げたあとに

「最後に…
あなたの熱いPassion!! そしてLove(*´∀`*)」

なんてね。いいなあ(笑)。

持ち物は「愛」と「情熱」ですか。
よろしい、お望みどおり持参いたしましょう。

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2007.06.24

高校生たちと Part2

昼から、都立K高にお邪魔する。(以前の関連エントリはこちら
今日はフルート奏者のW先生がいらっしゃって合奏を振ってくださるとのことで、私としても楽しみにしていたところ。

合奏開始前、1時間だけパート練習をみる。
きゃつら本当に真面目。Saxパートは、特に。別にオレが口から出まかせで言うことメモなんか取らなくていいからさー、とも言いたくなるが(^^;、逆にコッチとしてもそれに値することを言わなきゃ、と思うし、生徒に要求する以上は自分でも出来なきゃ(全24調のスケールを出来るようになれ、とか)いけないし、励みになることは確か。

W先生の合奏は、実に面白かった!ためになる。全員四つん這いになっての腹式呼吸の実習、などというところから始まって、自分も生徒になったつもりで聞き耳を立てていた。
曲の合奏中にメモしたW先生のコメントを後から読み返してみると、実に「当り前」のことしか言ってないんだけどね。
特に自由曲など、まだまだ合奏を始めたばかり、ということもあるけれど。
それでも、当り前のことを当り前に、確実に出来るのがプロのプロたる所以な訳で。

今日は別室で部活の保護者会が開かれていたので、途中呼び出されてW先生と行って挨拶してきた。
居並ぶお母さま方の多くが自分と同世代、というのは、なんか不思議な感じ。

部活終了後の帰りの会で(この「帰りの会」っていう語感もやたらと懐かしいんですけど(^^;)、集まった生徒と保護者たちの前で、W先生がリクエストに応えて1曲披露して下さった。
無伴奏ピッコロのための「ヴェニスの謝肉祭」変奏曲(!!)。

070623

す、凄すぎ。…

こんなものを自分たちが普段通っている学校で普通に聴けてしまう生徒たちが、うらやましいぞ。
とはいえ、こういう人も羨むような環境をお膳立てするにあたって、自分が力になれた、ということが、ちょっとだけ誇らしい。
真面目で頭が良くて自発性に富んだ彼女たちのこと、次までに、今日あったいろいろをどれだけ吸収して伸びてくれているか、楽しみ。

書きたいことはいっぱいあるけれど、さすがにもう遅いので、このへんで…

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2007.06.11

最終練習

一夜明けて日曜日、リサーチ定期演奏会前の、実質的な最終練習。
本番はこんどの土曜。早いものだ。
出かけようと思ったら、豪雨、雷鳴。家の目の前の坂道が川のようになっていたので、しばし小降りになるのを待って出発したら、合奏が1曲終わってしまっていた。はやっ。

細部に対する執拗なチェックと、にもかかわらず悟りにも似た不思議な平静さが同居する練習内容は、いかにも「大人のバンド」の最終練習という感じだ。
若い楽団だとこうはいかないだろうな。

最後のコマは、ソリスト赤坂達三氏との合わせ。
赤坂さんとのウェーバーの2番は、9年前にもやはりリサーチでお手合わせしている。その時は本当に、あっけらかんとした音色で、あっけらかんと演奏していたものだった。3楽章のコーダなんか、いくら煽っても平気、という勢いで、聴いていて唖然とするような超絶技巧を開陳されていた。
今回は当時とはちょっと違って、テンポも遅く落ち着いていて、音色も深みを増したような気がする。我々がつい「走る」と、「9年前のようにはいきませんから、」と笑っておられたし。
当時は狭いスタジオマルタでの合奏で、今日は小学校の体育館、というアコースティックの違いはあるかもしれないが。
本番が楽しみ。

バリトンサックスは楽譜上にほとんど休みがないので、写真を撮っている暇がなかったのが残念。

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2007.06.10

高校生たちと

久々に(今年からトレーナーとしてお邪魔している)都立K高へ。
体育祭とか、中間試験とかいろいろあって、かなり間が空いてしまった。
そうこうしているうちに、新入生も入り、コンクールの課題曲と自由曲も決定。次なる熱い季節へと向けて、着々と準備が整いつつある。

午前、パート練習指導。
2年生3人(A2、T)に加えて、初対面の1年生2人(A、B)。悪くないバランスで勢力が確定したようだ。
午後は合奏。生徒の振る基礎合奏と課題曲を、顧問の先生と一緒に脇で聞かせてもらいながら、要請に応じてコメントを出す、というスタイル。

この学校の生徒は、ある意味自発性のかたまりだ。放っておいても自分たちでどんどん何でもやってしまうところが、楽でもあり、また(立場的に)気を遣うところでもある。どのタイミングで何を言ってどの方向に導くか、微妙なさじ加減が必要。こちらのペースで仕切って進めていける午前のパート指導の方が、(体力的にはともかく)気分的には楽だ。
それでも、何考えてんだか分かんないようなきょうび普通の中高生に比べたら、はるかに面白いことは確か。みな頭がいいからか(偏差値的には結構高いレベルの高校)、こっちが何か言うとちゃんとそれなりに理解して演奏が変わって行くし。チューニング-基礎合奏-曲練と、入れ替わりで指揮台に立っていろいろなことを言うコンミスや生徒指揮者たち(みんな女の子)も、勿論私の立場からすればもどかしい部分はあっても、少なくとも間違ったことは言っていないのは、率直にすごいと思う。

もうしばらく、コンクール本番に向けて実際に演奏を作っていかなければならない時期が来るまで、生徒たちの自主性に任せておこうと考えている。

午前、パート指導の前に、思うところあって自分で作った「サクソフォンの奏法と演奏の要点」と題するプリント(という言い方がいかにも学校的)を、生徒たちに配った。
【アンブシュアについて】【呼吸について】【タンギングについて】【ロングトーンについて】【音階(スケール)練習について】【音色について】…などという項目を、自分なりにまとめて覚書として作ってみたもの。
少なくとも、人を教えようという以上は、そういった事項は自分の中で自分の言葉として確実に理解出来ている必要があると思っていたので、やってみた。(これを作ったことは)とても良い経験だったと思う。
読み返してみると、自分がいかにいろいろな先生(サクソフォン奏者に限らない)や先輩、尊敬する友人知人、様々な形で教えを受けた複数のプロ演奏家の方々から影響を受けているかが、はっきりと判る。
…それら、すべての皆様に、感謝。

プリントに書いた最後のパラグラフを、以下に転載してみます。
演奏と奏法の要点、という趣旨からすると、若干外れる感じも無くはないが、私が若い人に何か言う以上は絶対に書きたい内容だと思っていたし、幸い顧問の先生にも賛同をいただくことができた。
高校生たちには、すぐに理解されることはないかもしれないけれど、たとえ何年、何十年か後だとしても判ってもらえたとしたら嬉しい。


【最後に(重要!)】
・音楽というものの本質は、「メッセージ」である。
・自分の(自分たちの)演奏を聴いてくれる人に、言葉によらないメッセージを届けることが、音楽を演奏することの最終的な目的である。
・「美しい音色」「正しい音程」「正確なリズム」「鮮やかなテクニック」…などは、すべてそのメッセージをよりよい状態で届けるために必要な条件、あるいは方法であって、決してそれ自体が「目的」ではない。
・音楽に向かう時には、いつもその音楽はどのようなメッセージを携えているのかということを、分かっておくこと。
・そして、あなたが伝えたいと思っているメッセージは、「あなた」しか伝えることはできない。
・その一点で、「あなた」の代わりになる人間は、いない。
・演奏において私たちに、そして、あなたに求められているものは、役割ではなく、「私たち」「あなた」という人間そのもの、なのである。

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2007.05.20

合奏、合奏

週末は土日とも、楽器を担いで駆け回ることとなる。

今日はリサーチ。初夏の陽気、閉め切った体育館(当然、空調なんざありません)での合奏は暑さがコタエる。エーッ、と自分でもびっくりするくらいマウスピースを抜かないとチューニングが合いやしない(バリトンなので影響が大きい)。体育館の床のあちこちには皆で持ち込んだ扇風機が回っている。

そんな中、昼の12時半から5時45分までびっしりと合奏。
ウェーバーのクラリネット協奏曲第2番、三角帽子、アメリカの古い舞踊による組曲(ロバート=ラッセル・ベネット)、スペイン(シャブリエ)。
この環境での練習は辛いけれど、ここの楽団は曲が選りすぐりの「名曲」ばかりなのでまだ救われる(「普通の」吹奏楽団だと、なんでこんなものやらなきゃいけないんだ、と言いたくなるようなポップスもどきやなんちゃってJazzで、演奏会のための練習時間の半分近くを取られてしまうのが、正直、苦痛)。
毎年おなじみのゲストオーボエ奏者のKさんが今年も登場。相変わらずの素晴らしいソロを振りまいている。

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2007.05.05

帰京

リサーチの合宿先の西湖から帰ってきた。
練習、練習、夜は合奏。シャブリエの「スペイン」、R.R.ベネット「古いアメリカ舞踊による組曲」、そして「三角帽子」。いくら吹いても飽きない、名曲の数々。
音出し不可の夜10時以降は、お約束の宴会。昨夜(最終夜)は、レクリエーションとして「腕相撲トーナメント」、団員秘蔵の演芸大会、楽団伝統の替え歌の数々、深夜2時を回っても延々と続けられる、ホルストの第1組曲をはじめとする「人間カラオケ」の大合唱。ここの合宿に初めて参加してからもう十数年経つけれど、ノリが全く変わっていないところが楽しい。
しかし皆、「古いアメリカ舞踊による組曲」を全曲歌えちゃうことにはびっくり。あんな難しい曲、自分の楽譜をさらってるだけじゃ絶対そらで歌えるようになんかならんぞ。

珍しくも3日間ともずっと天気が良く、富士山の威容が雲もかからずに見え続けていた。
富士の見える風景は、何時、何処にしても、良いものだ。夏の蒼い富士もいいけれど、雪を冠った富士の雄姿(しかもこんなに大きな)はやはり、格別なものがある。
ここ富士五湖地方に合宿と称して楽器を持って訪れるようになって、ちょうど30年が経つ。高校の山中寮(都立高なのに生意気にもそんな校外施設を持っていたのだ)、大学の山中湖セミナーハウス、7年在籍した古巣バンドの合宿地の精進湖、そしてここ西湖、という具合に、いくつかの「定宿」がずっとこの地にあったことになる。
西湖は中でも、「奥座敷」という感じの静かな雰囲気がいい。対岸には道路も建物も何もなく、富士山の溶岩原とその上に生い茂る樹海とが、直接に湖面に接している。おそらくこの千年くらい変わっていない風景なんだろうと思う。

早いうちに帰れて良かった。中央道の小仏トンネル前は多少渋滞していたけれど、このぐらいは(休日の中央道だったら)いつものことだ。夜になっていたらもっと酷いことになっていただろう。
明日も練習の続き。

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2007.05.03

合宿へ

一夜明けて初夏の好天の下、バンドの合宿地の西湖に向けて、富士山麓の新緑の風景の中を富士急電車に揺られてます。5日まで滞在予定。
当ブログは気が向いたら(時間があったら)携帯から更新しますが、メールやコメントのお返事は遅れますのでご了承ください。

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2007.04.16

久々のエキストラ

実家のあった品川区武蔵小山へ出て、2ヶ月ぶりの散髪。
子供の頃からお世話になっていて、黙って座るだけでいつも通りにしてくれる床屋さんがあるのだ。
区議会選挙が始まったばかり。宣伝カーがひっきりなしに通る。
生まれて40年住んで、引っ越してもうすぐ5年が経つけれど、こうやって今も時々訪れて、街の相貌が少しずつ変わってゆくのを見ている。
あと10年もしたら、跡形もないほど変わってしまうのだろうな。

Tirasi070527散髪を済ませ、昨日オーバーホールから上がったばかりの楽器を担いで、初めて参加する吹奏楽団の練習へ。
5月27日、しまっぷー先生がソリストとして出演する演奏会なのだが、アルトに欠員が出たということで、しまっぷー先生直々の指名でエキストラで出演させていただくことになったのだ。(ありがとうございます。)
ただでさえ吹奏楽団のサックスのエキストラというのは機会が少ない上に、わざわざ私のところまで依頼が来るということも最近ほとんど無くなっていたので(恐れ多いとでも思われているのかな。そんなことないんだけど)、とても久しぶり。

指揮の箕輪先生とご一緒するのも、実はちょうど20年前に参加した「吹奏楽団WINDS」という一発バンド(今ある同名の楽団とは別物)以来。
3回の演奏会を以て終わってしまった楽団だったけれど、ソリストとして共演した若き日の(芸大を出て4年めの)須川さんとここで知り合ったのをはじめ、現在に至る自分の音楽活動と交友関係を辿っていくと、ほとんどすべてを遡った先がそこでひとつになっている。
箕輪先生も覚えていて下さって、「20年前から全然変わらないね」と言われました。

とりあえずほとんど全部の曲をざっと通す。曲数が多くてなかなか大変。
後半の曲目は、本日一緒に参加のしまっぷー先生が隣で吹いて頂けたので、たいへん気持ち良く吹けた。
頑張ります。

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2007.04.09

新年度のミッション

今年度から、高校時代の先輩(ちょうど30年前の高校入学当時、畏敬すべき最上級生だった方)が顧問をされている某都立高の吹奏楽部に、外部指導者としてお邪魔することになった(3月12日のエントリで何気なく触れたのはそのこと)。

ちょっとここでは書けないような、前年度までのコーチ陣が全員退任、という複雑な事情の中でのことだったんだけど、生徒たちには何の関係も責任もないことなので、とりあえずはここでなんとしても「本物」の音楽家の方に一度触れてもらってインパクトを与えて、そこから一気に新風を吹き込めれば良いと思っていた。
幸い、先日、趣旨に賛同していただいてフルートの渡辺先生をお呼びすることができて、それがどうやら私の予想をも上回る大きな反響を生徒たちの間に呼んでいるらしい。
部活新生、の大きな手応えを感じているところ。
基本的に受験校なので、3年生は部活に参加せず引退、というしきたりらしいんだけれど、渡辺先生をお呼びした翌日に「私、引退したくなくなりました」と言ってきた新3年生の生徒がいたそうだ。この先何かが大きく(良い方向に)変わっていく予感を、その子なりに感じ取ってくれたんだと思う。

私はエラソーなことを言っても所詮は素人なので、基本的には自分が主導権を持って何かするというのではなく、そうやって優秀な外部の力も借りつつ、それでも長年自分なりにサクソフォンと音楽に携わってきた知識と経験が少しでも役に立てばよいと思っている。

070408

明日入学式とのことで、今日は会場(体育館)にて入退場行進と歓迎演奏の練習。
吹奏楽の生徒たちが「校歌紹介」もするとのことで、皆で歌うのを聞かせてもらった。これがまたえらく垢抜けたモダンな校歌だなあ、と思ったら、「作曲:一柳慧 作詩:大岡信」!だと。昏倒。


終了後は、もはや定例と化しつつある、中目黒にて痛飲。
若き生徒たちのこの先の素晴らしいであろう音楽体験に、乾杯。
ビールをジョッキ半分くらいですっかり眠くなってしまい(普段は基本的に呑まない)、家に帰ってバタンキュー(死語)、先程やっと起き出してきてブログを更新しているところ。

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2007.04.07

メンデルスゾーン

今日はアンサンブル練習日。
コンクールも終わって、いよいよ秋の定期演奏会に向けてスタート。
あと半年近くあるけれども、私たちは基本的に月2回しか練習をしないので、毎年結構あっという間に追い詰められてしまうのですよ。

メンデルスゾーン「真夏の夜の夢」を、合奏。
こないだのコンクールまで「プレリュードとフーガ」をやっていて、またしてもメンデルスゾーン。今年はメンデルスゾーンづいてるな。没後160年だから、という訳ではないけれど。
この時代の音楽って、余計な色づけのない、一番普通な「クラシック」のスタイル(音色と奏法)が要求されると思うんだが、サックス吹きがそういうものに取り組むと、(一般的に)なぜかそうはいかないんだよね。
顔見知りのプロのサクソフォン奏者の方が言ってたけれど、「妙な欲望の入った複雑な音」を、意識してではなく、出してしまっている場合が多いような。
どうしたもんでしょうね。

4月22日(日)だけど、こんな演奏会の予告を見つけた。
コンソルティウム・アザータ第7回演奏会
「吹奏楽のための序曲」Op.24と、「真夏の夜の夢」の、共にハルモニームジーク版ですと。何とタイムリーな。
この日は別件で行けないのが、とても残念。

都響でも近々、メンデルスゾーン特集がある。
東京芸術劇場シリーズ「作曲家の肖像」Vol.64 <メンデルスゾーン>(5月12日)
これは楽しみにしている。指揮は小泉さんだし。

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2007.03.18

レッスン&送別会

Tirasi070325今週は忙しかったなあ。
まだまだ片づかないので、明日は出勤決定。
体調のほうはだいぶ戻ってきました。

今日は朝からアンサンブル練習。
昼からは、しまっぷー先生をお迎えして、来週25日のアンサンブルコンクール本選(チラシ参照)のためのレッスンを受ける。
演奏時間7分のメンデルスゾーン「プレリュードとフーガ」のために、みっちりと2時間。

プロの先生のレッスンというものを受けるたびに思うんだけど、先生が時々吹いてくださるお手本演奏というのは、そんな特別に私たちとかけ離れたことをやっている訳でもない(ように聞こえる)のに、どうしてこう判りやすくてシンプルで「普通」なんだろうか。
なんだか自分たちが、わざわざ好きこのんで難しくやり辛く仕向けて吹いているように思えてくる。

夜は、このたび転勤のため、そのコンクールでの演奏を最後に退団するメンバー(よくコメントをくださる、京青さん)の、送別会。
ランドマークタワー敷地内、ドックヤードガーデン地下のお店。
たまにこういう華やかな場所に来ると、普段は練習場所としか思っていないここみなとみらい地区、実は観光地だったのだ、ということを実感させる。

宴は5時半に開始。元団員のmckenさんも駆けつけ、実に5時間にわたって盛り上がった。(みんな呑み過ぎ;)
アンサンブル創設当時は、練習日の度にこうやって(ミーティングと称して)居残って遅くまで騒いでいたなあ。
最近はみんなそれなりに歳を重ねて忙しくなって、そういう機会も減っているけれど、スピリットは健在のようで。

京青さんとは実は、志賀高原で開催していた頃のセルマー・サクソフォンキャンプのK先生のクラスで、接近遭遇している。時に京青さん18歳、私は26歳でした。若っ。
K先生は翌年ヤマハに移籍し、同時期の八ヶ岳山麓でのヤマハのサマーセミナーのほうに鞍替えされたので、追っかけ状態で私もそっちに移ったところ、同じように移ってきた京青さんと再会した、という過去もあった。
時を経て、20世紀最後の年に結成したアンサンブルで偶然ご一緒することになって、第1回演奏会以来6度もの舞台を一緒に踏むことになるとは、その時は思わなかった。
人との出会いは、どこでどう繫がってどういう結果を生むのか、本当に分からないものだ。
80年代の終わりから90年代にかけては、そんなふうに音楽的に自分のこの先一生に関わるような大きな出会いが、たくさんあった時期だった。

そんなわけで、来週25日のコンクール本番での演奏が、とりあえずひとつの締めくくりというか、区切りとなる。
悔いのない演奏が出来ますように。

ちなみに出番は、一般の部の2番め。演奏開始予定14時43分(こちらにタイムテーブル等upされている)。
ご用とお急ぎでない皆様、ご来場&ご声援よろしくお願いいたします(今年は会場が前田ホールではないので、ご注意ください)。

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2007.02.04

ダブルヘッダー

バリトンサックスの他にもう1本楽器を持って、都内の練習会場を2つ回る(もちろん徒歩+電車)というのは、この歳になってすることじゃないなあ。
膝がガクガクしてます。

本家サイトのトップには以前から告知を載せているけれど、アイルさんの演奏会(2月11日)にお手伝いで出演させていただくことになって、夜、神田の練習会場に初合わせに行ってきた。
吹くのは「アイーダ」のバンダ(ソプラノ)。練習中、一度も椅子に座らず、ヴィブラートも一切かけず、楽器は極力水平に近く構えて、よく判らないままとりあえず吹きまくってきた。なんだかサックスを吹きに行ったという感じではない。
バンダ隊は多士済々。東京都内やその近郊から曲者アマチュアを一堂に集めました、という趣(^^;。
いやー、どうなるでしょうか。楽しみなような、怖いような。

とりあえず、よろしくお願いいたします。>みなさま

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2007.01.21

底冷えの合奏(追記あり)

リサーチの練習に本年初出席。

廃校となった元小学校の体育館(当然ながら空調なんかありません)での朝10時半からの合奏は、コタエる。
身体は厚着すればどうにかなるけれど、指先と足先の冷たさは如何ともし難い。
しかも楽器がバリトンサックスなので、いくら吹き込んでも暖まらないし。ピッチがああ。

メニューはコープランドのクラリネット協奏曲と、ロバート・ラッセル・ベネットの「古いアメリカ舞踊による組曲」の、譜読み。
6月の定演のための練習が既に始まっている。
楽譜は行ってその場で渡されたのだが、どちらもリズム的に大変ややっこしい、フランス的なソルフェージュ能力(って何だよ?)が要求されるもので、初見能力が追いつかずかなり悲惨なプレイになってしまった。
しかも今日はテューバがいないので、間違えると目立つこと。恥。(昔はこういう楽譜の初見得意だったのに…)

この2人の楽譜は、フランス音楽ぽい複雑さという点でなんだかとても共通するものがあるなあ、と思ったら、どうやらお2人ともナディア・ブーランジェ(元パリ音楽院教授、フォンテーヌブロー・アメリカ音楽院院長。20世紀最大の音楽教育者と称えられる)の門下なのですね。道理で(コープランドは有名だけれど、ベネットもそうだったのか)。

ちなみにコープランドのソリストは…公式の告知がまだなので、ここで明かすのは遠慮しておくけれど、フランス仕込みの有名ソリストの、A先生。以前にもウェーバーの2番で共演していただいたことがある。楽しみ。

(2/13追記)
曲目変更です。なんと、コープランドの協奏曲ですが、「編曲の許可が下りないことが最終的に確定した」とのことで、ウェーバーの2番(既に譜面があるので)に差し替えになってしまいました(>_<)。
どっひゃー、残念。こういうことって本当にあるんですねえ。
許可が下りないも何も、既に楽譜が配られて練習も始まっていたんですけど(^^;

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2006.12.16

県大会前夜

アンサンブルの練習2つハシゴ。どちらも本番間近。

昼、なめら~かの方は来週23日、サクソフォーン・フェスティバル本番。出番は昼の2時過ぎらしい。
前回練習日のレッスンの内容を思い出しつつ、通し練習を何回か。
合同演奏の楽譜も何曲か貰ったので、そちらもひととおり合わせる。常動曲(J.シュトラウス)が意外と難物。大丈夫かいな。
はからずも年内最終練習であった。

夜は車に乗っけて貰って大渋滞のなか登戸へ移動、フロートのこちらも最終練習。ドビュッシーの弦カルを1時間半。
この曲は今まであんまり経験したことのない難しさがあるように思う。力業が通用しない曲だ。
終わり近くに、『海』の3楽章にそっくりの部分がある。ひとの演奏をなんとなく聴いている分にはあまりそんなふうには思わないんだけど、自分で演奏してみると明らかに判る。面白い。

会場が座間、出番が朝の3番めということで、当日の合わせは諦め、現地集合いきなり本番。
明日も長い1日になりそうだ。

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2006.11.29

予選通過後初練習

アンコン県大会へ向けての練習のため、予選終了後の初集合。
11月中は、なんと今日この時間しか、4人のスケジュールが合う時がなかったのだ。(>_<)
6時に職場を飛び出して、柿生へ。歳末の近い忙しさの中、6時に退社できたのはほとんど奇跡に近かったけれど、他のメンバーの話を聴いても皆かなりメチャクチャな忙しさのようで…。とめ氏は同僚が鬱病で入院しちまった(その分の仕事まで抱え込んでいる)そうだし、Tセンセは練習中に急に生徒(中学3年)の親から進路の件で電話がかかってきて10分以上中座するし。ひとりで文句は言えません。

しかしこの忙しさの中、私が加入するよりもっと前から、20年近く、それでもアンコンにだけは出続けている。大したもんだ、と、誰も言ってくれないから自分で言ってしまう。永年表彰とか無いのかな。あるわけないか。
平均年齢40歳をとっくの昔に超えた我々みたいなチームと、学校出たてで勢いがあり余っていて練習時間もいくらでもある若い連中とが、学生ではないという理由だけで同じ土俵で勝負させられるのは、正直きついっす。「シニアの部」とか、あればいいのに。

夜が更けて空が澄んできて、急激に冷え込んできた。秋が深いです。

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2006.11.18

年末&来年に向けて

なめら~かの練習に、先日の演奏会終了後初参加。

この時期は、来年度の活動に向けてのさまざまな準備や試みのための、貴重な余裕あるひととき。
初見の楽譜とかもいくつか音出ししたあと、夜間は場所を移して、団員総会(といっても出席者は6人;)と称し、演奏会の反省やら会計報告やら話し合いやら、いろいろ。

【お知らせ】
きたる12月23・24日に開催される、第26回サクソフォーン・フェスティバル日本サクソフォーン協会主催)の、23日のアマチュアパフォーマンス部門に出場することになりました。
曲は私たちの委嘱編曲作品、高橋宏樹さんの「月森の詩」八重奏バージョン。新しいレパートリーを広く世に紹介するという意味でも意義があると考えた次第。
会場はパルテノン多摩。歳末のお忙しい時期とは思いますが、土日の2日間、日本のクラシカル・サクソフォン界の現在を一望できる催しと思いますので、皆様是非ご来場くださいませ。


来年の手帳を買った。
この20年近く、ずっとridoのミニプランナーというドイツ製の蛇腹式手帳を使っている。
見開き1ヶ月なので書ける場所は一見少なそうだが、蛇腹式なので見開き全面がフルに使えるため、意外とそうでもない。何より、スケジュールを月でまとめて一見で把握できる見通しの良さは、他のものでは替えがたい。
というか、これで間に合わないほどの過密スケジュールは、ちょっとカンベンしてほしいところ。

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