カテゴリー「文化・芸術」の記事

2007.02.07

「幕間」

Dr.円海山さんのブログで知ったのだが、YouTubeにルネ・クレール監督の映画『幕間 Entr'acte』(1924)がそっくりそのままupされている。→こちら
エリック・サティ作曲のバレエ『本日休演』の幕間で上映される映画として、やはりサティの付けた音楽が有名なこの映画、実際の音楽と一緒に観ることのできる機会は極めて稀なので、見ておいて損はないと思う(著作権は大丈夫なのか?)。
時間にして20分ほどの、特に具体的な筋書きのないシュールでアヴァンギャルドな映像の連続だけれど、冒頭サティとフランシス・ピカビア(美術担当)が登場して大砲を撃つ場面をはじめ、当時ルネ・クレール監督の周囲にいたダダイストやシュールレアリスト達が生出演している(マルセル・デュシャンとマン=レイがチェスをする場面は有名)映画として、現代芸術史の上でたいへん注目されている作品である。
昨夜2時過ぎ、自分のブログのコメント付けやら何やらひととおり終わってそろそろ寝ようかな、ってところで見つけて、そのまま最後まで見入ってしまいました。うう、眠くてたまらん。

高校生のときに読んだ秋山邦晴のサティ本でその存在を知って、観てみたいものだと思っていたが、実際に観ることができたのは20年近く経ってからだった。ピアニストの柴野さつきさんがこの映画のフィルムに合わせて実際のサティの音楽をピアノで弾く、というコンサートを開催していて、そこで観た(聴いた)のだ。たいへん面白かった。その時からも既に10年以上が経つ。

Cd135なお、サティの音楽だけだったら、CDは比較的容易に入手可能。
ウチにあるのはErato(ワーナー)の、2枚組廉価盤。マリウス・コンスタン指揮ほか。

収録作品:
映画「幕間」のための音楽、猿の王様を目覚めさせるためのファンファーレ、家具の音楽、ヴェクサシオン(E.サティ)
「聖セバスチャンの殉教」交響的断章(C.ドビュッシー)
三声のミサ(A.カプレ)

ちなみに、これに収録されているヴェクサシオンは、840回の繰り返しが指定された史上最長の音楽作品として、いつぞやのTVのへぇ番組でも紹介されたことがあった(このCDでは10~11回ほど繰り返している)。

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2007.01.31

宝塚初体験

東京宝塚劇場に初めて座ってきた。
演目はこちら

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いやー、圧倒されましたわ。
あまりにも金と時間と手間がかかって出来上がったものを目の当たりにすると、何か批評じみたことを言おうという気もなくなるけれど、それに近い感じですね。

第1部(演劇)で1時間半、休憩(35分)後のレヴューに1時間。
前半は、題材のせいもあって、ちょっと新橋演舞場って感じだったけれど、後半のレヴューはもう、茫然とするばかりの豪華絢爛。
西洋演劇からミュージカル、バレエ、歌舞伎、日舞に至るまで、洋の東西の大衆芸能のオイシイところを全部いただいた、一大奇観だと思った。
宝塚って、ハマる人は徹底的にハマるけれど、判るような気がする。

劇場自体はとても居心地のよいところで、3列一組?で千鳥状に配列された椅子は、とても舞台が見やすいし、長時間座っていても疲れない。ロビーのデザインは基本的にピンク色のイメージで統一されており、夢の世界を演出するにふさわしい。
オーケストラはPA付きなので、音は録音みたいな不自然さがあったけれど、なかなか上手な方々の集まりと見た。
銀橋とやらのおかげで、オーケストラボックスの中はよく見えなかったが。(聞こえてくる音からすると、サックス奏者が2人ばかり加わっているようだ)

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終演後、かの名高い「出待ち」の方々。

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