【フィラアルバ2025(9月10日)】
9月10日(水)
アンサンブル フィラ アルバ
田村真寛・小澤瑠衣・宗貞啓二・本堂誠(Saxophone)、川岸麻理(Piano)
横浜市港北区民文化センター ミズキ―ホール
J.S.バッハ(K.G Sauté編)/2つのヴァイオリンのための協奏曲BWV1043
イベール/トリオのための5つの小品
ミヨー(K.G Sauté編)/屋根の上の牛
プロコフィエフ(K.G Sauté編)/バレエ音楽「ロメオとジュリエット」より
K.G Sauté こと宗貞啓二先生の考える「音楽」の真髄を、サクソフォン4本とピアノという編成に落とし込んだアンサンブル。
「ロメオとジュリエット」(プロコフィエフ)は、元のバレエの音楽が持っているきらめく繊細さ、贅を尽くした美しさ、ひんやりした感触とその奥にある暖かさが「そのまま」鳴り響いていた。
それは私自身が、今年の年明けにこの曲のオーケストラにテナーサクソフォンで参加するという貴重な経験をさせてもらった時に、目の前に拡がって見えた(と思った)風景そのものだった!
現実のオーケストラでは、サクソフォン奏者はその風景のわずかな一角に、遠慮がちに参加させてもらうだけなのだが。
「屋根の上の牛」(ミヨー)の、楽しい仲間内の、延々と話題がリピートするグダグダな呑み会のようなリアリティも、また楽し。
初めて訪れた会場。新しくて音もよくて吉。(自宅からもわりと近い)
« 【都響秋シーズン開幕~大野さんショスタコーヴィチ15番(9月3日)】 | トップページ | 【ensemble LEMON(9月12日)】 »
「コンサート(2025年)」カテゴリの記事
- 【オペラシティB→C、サクソフォン五十嵐健太(10月28日)】(2025.11.12)
- 【ブロムシュテット&N響(10月24日)】(2025.11.11)
- 【チェコフィル2025(10月21日)】(2025.11.07)
- 【すぎやまこういちの交響宇宙(10月19日)】(2025.11.04)
- 【アカンサス音楽祭2025(10月13日)】(2025.10.30)



最近のコメント