【バラグリオリ・クインテット(10月20日)】
10月20日(日)
ジャン=ピエール・バラグリオリ サクソフォンクインテット
石森管楽器イヴェントスペース
A.コレッリ/クリスマス協奏曲Op.6-8
H.ソーゲ/旅芸人
A.マルチェッロ/オーボエ協奏曲
A.ピアソラ/天使のミロンガ、天使の死
〈バルミュゼットの世界〉
情熱
システムA
マルジョレーヌ
スウィングワルツ
モントーバンの火
Jean-Pierre Baraglioli(S.Sax)、清水容子(S.Sax/A.Sax)、渡辺美輪子(A.Sax)、各川芽(T.Sax)、宮崎真一(B.Sax)
ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団の元首席奏者。
これまでも何度か聴ける機会はあったもののなぜか都合が合わず、初めての実演。
大きな人だ。首からぶら下げたソプラノサックスがペンダントみたいに見える。
伝統あるギャルドのサクソフォン五重奏団を模した編成。
これから日本各地を回るバラグリオリ祭りの第2日だった。
時空を超えたかのような自在さと不思議な親密さ。マルチェッロなどアドリブばりばりで、戻って来れなくなるんじゃないかと心配するくらい(笑)。奏法などという言葉はどうでもいいと言わんばかりの、率直にからっと澄んだソプラノの音。
バルミュゼットというのは、カフェ・ミュージックと説明するのが一番近いかな。ストリートオルガンで聴くのが似合うような、街角の気楽なポピュラー・ミュージック。フルモー・カルテットも昔よくやっていた。
ここ石森ホールの穴倉的雰囲気もあり、東京ではなく、旅先でふと迷い込んだお店で音楽を聴くような感興があった。
我が家から持参したCDにサインをいただいた。
バラグリオリ氏がソプラノを吹く四重奏団4uatreによる、ピエール・ヴェロンヌ作品集
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