【フランス音楽の饗宴～福田美樹子Sopranoほか（9月3日）】

9月3日（火）
フランス音楽の饗宴～鮮やかに香り立つ色彩の美
五反田文化センター音楽ホール

W.A.モーツァルト/歌劇『羊飼いの王様』より アミンタのアリア「あの人を僕は愛そう、心変わりはすまい」［Sop/Vn/Pf］
C.ダンクラ/最初の告白［Sop/Vn/Pf］
M.ラヴェル/ソナチネ［Pf］
R.アーン/クロリスに［Sop/Pf］
G.フォーレ/『優しき歌』より 冬は去った［Sop/Pf］
M.ラヴェル/ヴァイオリンとピアノのためのソナタ（遺作）［Vn/Pf］
C.サン=サーンス/夕暮れのヴァイオリン［Sop/Vn/Pf］
C.A.ドビュッシー/喜びの島［Pf］
C.サン=サーンス/死の舞踏［Vn/Pf］
C.A.ドビュッシー/亜麻色の髪の乙女～前奏曲集第1巻より［Pf］
M.ラヴェル/歌劇『子供と魔法』より 火のアリア［Sop/Pf］
H.デュパルク/フィデイレ［Sop/Pf］
F.プーランク/愛の小径［Sop/Vn/Pf］
福田美樹子（soprano）、長谷川彩（violin）、檜山香織（piano）

ご覧のとおり、フランス音楽の傑作中の傑作揃い、硬軟自在のすばらしいプログラムを楽しんだ。
演奏も皆さん本当に素晴らしいんだけど、中でもviolinの長谷川彩さんには驚嘆。最初の音が出た瞬間から惹きつけられた。今時の「あたし上手いでしょ」みたいな若いヴァイオリン弾きの方々とは全くの別世界だ。

いや全く、たまには「本物」を聴かないと耳が鈍るわ。実感。