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2024.08.20

【ザ・バリトン・サクソフォーン・カルテット(7月14日)】

F_240714

7月14日(日)
The Baritone Saxophone Quartet
ノナカ・アンナホール

パレストリーナ/ Sicut cervus(谷川の水をあえぎ求める鹿のように)
J.S.バッハ/コラール前奏曲「われら悩みの極みにありて」BWV641
M.コレット/ La phoenixより1、3
マレ、ヴィヴァルディ/ラ・フォリア
カタロニア民謡/鳥の歌
ストラヴィンスキー/イタリア組曲より メヌエットとフィナーレ
星谷丈生/枯蓮Ⅰ・Ⅱ
M.メリッツ/ブラック
チャイコフスキー(平賀美樹編)/組曲「くるみ割り人形」より
 坂口大介・東涼太・平賀美樹・本堂誠(B.Sax)

「ザ・バリトン・サクソフォーン・カルテット」。
バリトンサクソフォン4本。音楽的に意味のあるレベルまで持っていくのが至難な💦この編成だけれど、当代を代表するバリトンのスペシャリスト4名によるこのアンサンブルは、そのド直球なネーミングにふさわしい見事さだった。演奏が見事だというだけにとどまらず、「この編成でなければならない」音と響きが確かにあった。
オリジナルの2曲(星谷、メリッツ)のイメージの鮮やかさ。低音楽器だけで演奏されるパレストリーナやバッハのコラールの心穏やかな趣をなんと説明すればよいのだろう。同じ高音でも、バリトンのフラジオで吹くのと、テナーやアルトでそのまま吹くのとは違っていて、その違いこそが決定的に重要なのだ、という説得力があった。

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