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2024.08.07

【高橋奈々子&龍野夏未Saxophone(7月5日)】

F_240705

7月5日(金)
高橋奈々子×龍野夏未 Saxophone Concert 2024
ティアラこうとう 小ホール

アルビノーニ/2本のオーボエのための協奏曲Op.9-3
ショパン/幻想即興曲[米丸]
V.ダヴィッド/ Sillage[龍野]
プーランク/三重奏曲
斎藤尚久/ Approach To Blue
大澤壽人(山之内貴子編)/独奏サクソフォーンと管弦楽のためのラプソディー(サクソフォーン協奏曲)[高橋・米丸]
三浦真理(侘美秀俊編)/パガニーニへのオマージュ
 桂空治(narration/脚本:市原聖子)
長生淳/パガニーニ・ロスト
高橋奈々子・龍野夏未(Saxophone)、米丸咲季子(Piano)

バロックからコンテンポラリー、ジャズ、大戦前の日本の知られざる重要作・大澤壽人のコンチェルトの蘇演(ピアノリダクション版初演)、ピアノソロ、そしてトリオの定番曲を3つ(パガニーニ・ロスト、プーランク、三浦)。
おもちゃ箱をひっくり返したような、という形容があるけれど、おもちゃ箱どころか引っ越しの段ボール箱をひっくり返したような何でもありの盛り盛りな曲目だった。
こういうものを臆せずやってしまう無謀なまでの若さがうらやましい。
個人的には今回最も注目されるべきプログラムだった大澤が、ちょっと埋もれた感じになってしまったかもしれない。是非再演を望む。おそらく既存のサックスのお客さんとは全く違う客層の方が興味を持ってくれるはず。

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