【モンテカルロ・フィルハーモニー日本公演（5月28日）】

5月28日（火）
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
指揮：山田和樹

ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲
ラヴェル/ピアノ協奏曲
　藤田真央（Piano）
サン=サーンス/交響曲第3番「オルガン付き」
　室住素子（Organ）

今年初の海外オケ。
もしかしたら唯一の、になるかも。。
録音では、クラシック初心者・フランス音楽初心者の頃から折々にお世話になったオーケストラ。（16歳の時に買ったフォーレのレクイエムのレコードが、これの前身の「モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団」だったよ）

音量は大きくないけど響きの立つ弦、細身で軽い金管、超久々に聴いた純正フランスのオーケストラのサウンド（モンテカルロという街自体はフランスではないが、地理的にはフランスみたいなもんだろう）。なにげないグロッケンの音まで実に美しいこと。ファゴットではなくバソンが2本！
真央くんのラヴェル期待通り最高。この曲を初めて人前で弾いたんだそうだ。なんという清新さ、なんという繊細さ。
方向性は全然違うけど3月に聴いた小曽根さんのラヴェルとともに、今年の忘れられないラヴェルの時間になりそうだ。

そして普通じゃないアンコール。ソリストもオケも（真央くん1曲めはヤマカズ君と連弾）。