【シンフォニエッタ静岡、オーヴェルニュの歌最終回(6月7日)】
6月7日(金)
シンフォニエッタ静岡 第77回定期
三鷹市芸術文化センター 風のホール
フォーレ/劇音楽「ペレアスとメリザンド」Op.80より*
カントルーブ/オーヴェルニュの歌 第5集*
ヴァイル/交響曲第2番
*鳥木弥生(Mezzo-soprano)
指揮:中原朋哉
佳いプログラムだ。
フォーレの美しい『ペレアスとメリザンド』は、通常の組曲の4曲版に稀少な「メリザンドの歌」と、更に稀少な劇音楽版の断章2つを足した7曲版。作品番号1つ違いのフルートのための『ファンタジー』(op.79)の引用が聞こえるのが新鮮。
鳥木さんの歌うカントルーブ『オーヴェルニュの歌』全曲シリーズの最終回は、これまた珍しい第5集。これまでの総集編のような趣もある。
オーケストラの響きに縁取りが付いてそれが光り輝くような、類例のない色彩感。
ワイルの交響曲は、フルオーケストラ(14型とか)で何度か聴いたことがあるが、今日のような室内オケ編成(5-4-3-3-2)は独自の面白さがある。個人的にはこのほうが良いんじゃないかと思ったり。
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