【雲井雅人サックス四重奏団2023覚書(4月4日)】
4月4日(火)
雲井雅人サックス四重奏団 第17回定期演奏会
すみだトリフォニーホール 小ホール
スヴェーリンク/ファンタジア
保科洋/アラベスク
リチャード・ロドニー・ベネット/サクソフォン四重奏曲
A.リード/5つのカメオ
D.マスランカ/『来たるべき日の歌』より 愛することができないとき僕は朝を待ちわびる
D.ケックレー/『ステッピング・アウト』より Easy Burden
G.ピエルネ/昔の歌
P.ヴェローヌ/前奏曲とフランス風ロンド
F.デュクリュック/サクソフォニア・ディ・カメラ
雲井雅人(S.Sax)、佐藤渉(A.Sax)、林田和之(T.Sax)、西尾貴浩(B.Sax)
書くのにずいぶん時間がかかっちゃったよ。
雲カルの音楽は人を黙らせる。
どこが良かったとか悪かったではなく、最終的に、とても純粋で充ち足りた「音楽」がただそこに在る、という境地に至るのだ。
「5つのカメオ」を聴いた。
…なんか、胸がいっぱいで言葉が出てこないな。
22年前にこれを初演した当時の色々なことを思い出して、ちょっと泣けた。
リード先生に聴いてもらいたかった。
今日がこの作品の本当の意味の「初演」であった、と今となっては思う。
アンコールに、アンドルー=ロイド・ウェッバーのレクイエムより、「ピエ・イエズ」。
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