【菊地麻利絵Saxophone（3月8日）】

3月8日（水）
若き巨匠 管楽器シリーズ＃28
菊地麻利絵 サクソフォンリサイタル
ノナカ・アンナホール

ダマレ/白ツグミ
ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲
デュティユー/オーボエソナタ
メシアン/黒ツグミ
トマジ/バラード
羽石道代（Piano）

今年の「若き巨匠^^」菊地まりえ嬢のリサイタルは、ソプラニーノ、ソプラノ、アルトをバランスよく、かつ「音楽的に」駆使した内容。
アンコールにフォーレの「月の光」、休憩込みで1時間15分で終演。このくらいのサイズの演奏会も悪くない。長い時間やればいいってもんじゃないですね。内容的にも充分変化に富んでいるし、そもそもダマレ（ソプラニーノ）、デュティユー、メシアンと来たら、吹いた音符の量はフルサイズのリサイタルとそう変わらないかも。
「牧神」を敢えてソプラニーノで吹いたのは、冒頭のソロをほとんどオクターブキーを押さない音で出来るから、かな？
最後のトマジが、純フランス的な粘らないスタイルで聴けたのがよかった。