「彼女」
江口寿史の個展には、春頃に渋谷の文化村で遭遇したものの入場無料で凄い行列だったので諦めたことがあったが、今回は少々遠かったけれど(市内とはいえ港の埠頭すぐ脇という、なかなかの人里離れた感)入場料500円でしかもさほど混んでおらず、ゆったりと観ることができた。(場内すべて撮影可)
とても良かった。何がどう良い、というのではない、きれいで快い時間が流れていた。
たぶん一日居ても飽きない。
江口寿史は現代最高の美人画家だ。
「パイレーツ」世代にもろに当たる自分としては、「すすめ!パイレーツ」の扉絵原画特集はツボだった。
全部覚えてる。
ある意味70年代の典型的なマンガ絵の世界から始まって、こんなふうに洗練されていったのだな。
自分の中の、70年代から80年代への時代の移り変わりの記憶とシンクロする。
これももう一度、朝からゆっくり来てみたい。
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