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2022.04.28

【TKWO(4月25日)、そしてリードの第4交響曲のこと】

F_220425

4月25日(月)
東京佼成ウィンドオーケストラ 第158回定期演奏会
なかのZERO 大ホール

P.スパーク/希望の彼方へ
冷水乃栄流/ Sparkling for Wind Orchestra
A.リード/第4交響曲
J.マッキー/交響曲「ワインダーク・シー」
指揮:大井剛史

民営化後初となる定期公演だった。
メインプロの「ワインダーク・シー」(ジョン・マッキー)の、凄絶な一体感のあった熱演は勿論だけど、私にとって最も印象的だったのは、なんといってもリード先生の第4交響曲が聴けたことだと思う。
リード先生の交響曲は、アルメニアンダンスみたいな曲に比べたら地味だけど、やはりいい曲だなあ。厳しさとファンタジーの鮮やかな共存。
もしかしたら私、リード先生の曲でこれが一番好きかも、と思った。(先生の曲はどれも、すぐれた演奏で聴くといつもそう思わせられる)

私はかつての「音の輪コンサート」で、この曲をリード先生の指揮で二度演奏したことがある。
二度ともソプラノサックスだった(この曲は先生の曲としては大変珍しく、Soprano Saxophoneパートが全楽章とも独立して指定されている)。
2楽章の途中にとても好きな箇所があって、Sax群の中でソプラノが一人で吹き始めるのだが、リード先生はそこでいつも、こちらに向き直って「さあ、いらっしゃい」とばかりに左手を差し出してくださったのを忘れることができない。

なお、曲目解説でも指摘されていたが、この作品のタイトルは本日のプログラムに記載の「交響曲第4番」ではなく、「第4交響曲」(Fourth Symphony)が正しい。これは大事なことである。
リード先生は生前、ご自身の「第3交響曲」が、出版社によって無断で「交響曲第3番」(Symphony No.3)にタイトルを変えられてしまったことを憤っておられた。どちらでも同じようなものではないか、と思う人もいるかもしれないが、そうではないのである。
このことは伝承していくべきであろうと思う。

Cd527

画像は私の好きな演奏のこの曲のCD。
リード先生が珍しくヨーロッパのバンド(オランダ王立軍楽隊)を指揮している。

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