【武蔵野音楽大学ウィンドアンサンブル(12月13日)】
12月13日(月)
武蔵野音楽大学ウィンドアンサンブル
東京オペラシティ
P.クレストン/祝典序曲
W.シューマン/ニューイングランド三部作
A.リード/交響曲第3番より 2. ワーグナーのポラッツィの主題による変奏曲
D.マスランカ/交響曲第8番
素晴らしい演奏だった。
というより、見事で得難い時間だった。
人間の存在のすべてをひとつの形に造形し、それを一気に斜め斬りした断面がそのまま音楽になったかのような鮮やかさと一体感と「瞬間性」、があった。
マスランカは本当にすごい音楽だ。
そこに至る曲目の並びもすばらしい。このままCDにしてほしい。
この音楽に、編成上最低限の人数で挑んだ(ウィンドアンサンブルとはそういうことなのだが)学生さん達にも拍手。
武田先生の指揮姿ははじめてちゃんと拝見したが、一流の歌舞伎役者のような完成された様式美があって感心した。
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