【農大管弦楽団】
東京農業大学農友会管弦楽団 第116回定期
所沢ミューズ アークホール
ベルリオーズ/序曲「海賊」
プーランク/シンフォニエッタ
サン=サーンス/交響曲第3番「オルガン付き」
室住素子(Organ)
指揮:内藤佳有
2002年、ということはもう19年も経つのか。一度「アルルの女」のお手伝いで乗せていただいたことがあり、それ以後ずっと案内をくれるので、行けないことも多いけれど聴ける時は聴いている。
今回は特にこの曲目というのもあり(笑)
学校のカラーもあると思うけれど、とても率直で素朴な音のするオーケストラだ。3曲ともそれぞれに難曲ながらよく手の内に入った好演だった。特にサン=サーンス。ただ聴いていると、ベートーヴェンみたいな曲だ、と思いがちだけれど、ベートーヴェンよりも遥かに複雑で繊細なアンサンブルが必要で、それら全てが噛み合った時だけに立ち上がる美しさがある、という点で、まぎれもないフランスの音楽だと感じた。緩徐部分の深い祈りのある音楽の運びともども感動的な演奏となった。
オルガンは名手室住素子さん。アークホールのオルガンは初めて聴いたけれど良い音だね。都内のどのホールよりも良いかも。
それにしても、19年経った、ということは当時一緒に乗った学生さん達もみんな40くらいになった、ということか。おそろしいこっちゃ;;
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