【TKWO（11月23日）】

11月23日（火・祝）
東京佼成ウィンドオーケストラ 第156回定期
東京芸術劇場

ベルリオーズ/序曲「ローマの謝肉祭」
ベールマン/クラリネットのための軍隊協奏曲Op.6*
ドビュッシー/プルミエ・ラプソディ*
サン=サーンス/交響曲第3番「オルガン付き」
指揮＆クラリネット*：ポール・メイエ

いやー見事。吹奏楽でオーケストラ曲のアレンジを演奏するという点で、理想的というか模範的な表現だったと思う。
なにげない弦のピツィカート一発などが何という音楽的なこと！私もこれまで、吹奏楽をはじめとする様々な編成でオーケストラの曲を演奏してきて、色々な考えや経験を積んできたけれど、それでも目から鱗というか、新鮮な気付きの連続だった。同じことを考えて実践している多くの仲間たちにも聴いてほしかったな。
「オルガン付き」は昔やはり佼成の定期で聴いたことがあるけれど、アレンジも演奏も全く別次元の素晴らしさだった（前回はアマチュアバンド向けアレンジの流用、今回は大橋晃一さんのスペシャルアレンジ）。