【N響(1月22日)】
この間、プライベートで色々あったのだが、やっと、少し「日常」が戻ってきた気分。
すばらしかった。特に前半。
「クープランの墓」は聴き慣れた往年のスタイルに近い、抑制されたテンポと起伏の大きな表現で、なんだかとても懐かしかった。
沼尻さんは私の同世代だけれど、きっと私と同じようなレコードやCDを聴いてきたんだろうなあと思った。
オーボエソロは吉村さん。吉村さんのオーボエは他の人にはない野趣があって楽しい。
辻彩奈さんの2曲は本日のハイライトだった。
Violinという楽器と不可分に結びついた音楽が横溢していた。
私たちがサクソフォンで何か演奏するとき、「Saxophoneという楽器でなければならないもの」というのはどのくらいあるだろうか、ちょっと考えさせられた。
バックのオーケストラも素晴らしい音。いままで聞こえてきたことのなかったような音が随所で聞こえた。
沼尻さんはコンチェルトも巧いですね。
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