【シューリヒト降臨!~シティフィル】
これは書いておこう。
秋晴れの土曜日、すてきなコンサートを聴いた。
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
ティアラこうとう定期#62
ベートーヴェン/「レオノーレ」序曲第3番
グリーグ/ピアノ協奏曲
清水和音(Piano)
シューマン/交響曲第1番「春」
指揮:松本宗利音
松本宗利音(しゅうりひと)。
1993年11月生まれの26歳、芸大首席卒業の俊英。ちなみに本名。往年のドイツの名指揮者カール・シューリヒトに因んで、シューリヒト未亡人に名付け親になってもらって付けた名前だそうだ(!)。
クラシックの音楽家になれて良かったね。。と思ってしまった(笑)
立ち姿はひょろっと細長く、(公開リハーサルで聞いた)喋り方とかはものすごく丁寧で、不器用なくらいに訥々としているけれど、棒は大振りで荒削りながらとっても元気。レオノーレ第3番序曲が一番印象的だったかな。なんか知らん、すごく惹き込まれて聴いた。
清水和音さんは久々に聴いたけれど、風貌に似合わない(失礼)繊細きわまりない演奏でとても感心した。
座席は2週間ほど前に再配席され、前後左右一席空けの市松模様となった。
本来の定員の半分ということだが、それでも完全に埋まるまでは至らず、なかなか厳しいが、ここのところ聴いたオーケストラのコンサートの中ではまだしも賑わっていたほうかも。
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