【フェスタミューザ~昭和音大(8月5日)】
8月5日(水)
フェスタ・サマーミューザKAWASAKI2020
昭和音楽大学
ミューザ川崎シンフォニーホール
ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲
イベール/室内小協奏曲
A.Sax独奏:小荒井千里
モーツァルト/交響曲第41番「ジュピター」
指揮:田中祐子
首都圏オーケストラ恒例の夏祭り、もう全公演終わってしまったけれど、今回行った唯一の公演の覚書き(今年はなぜか都響の出番がなかった)。
とにかく、田中ゆうこりんの「ジュピター」の面白さに尽きた。
こんなに生き生きとしていて、最初から最後まで、隅々までちゃんと「喋っている」モーツァルトって、プロオケだろうがそうそう聴けないだろう。
学生さんにとっても貴重な経験だったと思う。
対外的な大きな演奏会でモーツァルトの交響曲を真っ向からとりあげる機会というのはただでさえ少ないだろうし、今年は演奏会そのものがあらかた無くなってしまっただろうから。(私の知っている範囲でも、いくつかの音楽大学は前期開催予定だった演奏会がすべて中止となった)
イベールのソリストは修士2年の学生さんだそうだが、大健闘。
この曲の面白さを十分に伝える演奏だったし、多少の崩れはあっても一本の筋を通した出来となった。
ところで今年のチラシ、というかパンフレットの表紙イラスト、日本の演奏会のそれとしては珍しく一種の「毒」があって面白くもユニークだ。
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