新百合ケ丘
ここのところ飽きもせず「今昔マップ」を眺めて遊んでいます(笑)
今日のお題は「新百合ケ丘」。
小田急線の新百合ケ丘駅は、小田急多摩線(多摩センター方面への分岐)の開通に伴って新しくできた駅だということはご存じの方もいらっしゃると思うが、実は新百合ケ丘駅ができる以前の小田急本線は、今とは別のルートを走っていた。
多摩線開通前の昭和42年の地図(画像左側)を見ると、線路は山を迂回するように、世田谷町田線の道路に沿って大きなカーブを描いているのがわかる(当時は隣駅の百合ヶ丘がメインストリートだったことが見てとれる)。
逆に言うと、今の新百合ケ丘の街と駅は、山を一つ完全に切り崩して、全く新しく作った土地なのである。大胆なことするなあ。
私は1980~84年、この近隣の向ヶ丘遊園にある大学に通っていたので、当時の新百合ケ丘のこともなんとなく覚えている。
駅前にはまだなんにも無くて、赤土がむき出しの起伏が続いており、盛んに土地の造成工事が行なわれていた。
卒業して4年経った1988年、この地に新しくできた川崎市麻生市民館をメイン会場に、第9回ワールド・サクソフォン・コングレスが開催され、久々に降り立った新百合ケ丘の変わりようにびっくり仰天したのも今は昔。
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