【都響1月~愛する人たちの肖像】
東京都交響楽団 第895回定期(サントリーホール)
ラヴェル/クープランの墓
マクミラン/トロンボーン協奏曲(日本初演)
ヨルゲン・ファン・ライエン(Trombone)
エルガー/エニグマ変奏曲
指揮:マーティン・ブラビンズ
年明け初サントリー。今年は何回来るだろうか。
いいプログラムですね。
親愛なる人々の肖像を音で描いた作品。
「クープランの墓」は戦争で死んだ知人の、「エニグマ」は現に生きて周りにいる愛すべき友人たちの。
正直、ちょっと予想外なくらいに最高の演奏だった。
冒頭のラヴェルから、普通に弾いたってこんなふくよかな音は絶対に出ないことは断言できる。
オーボエソロは鷹栖さんだった。鷹栖さんの音は古き善き時代に直につながるような風情があって(音色が古臭いわけでは全然ないのだが)、こういう曲に実に似合う。
「エニグマ」はどんな演奏で聴いてもそれなりに感動的な音楽だけど、今日はまた格別だった。
これこそが「エニグマ」だ。
そしてライエン(コンセルトヘボウ首席)のトロンボーン!
トロンボーンって弦楽器…だったっけ?
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