【カルテット・アマービレ(1月29日)】
ミュンヘン国際コンクール入賞、若手ホープの弦楽四重奏団に日本楽壇のレジェンドが加わっての室内楽演奏会。全席完売。
シェーンベルクはオペラの一場面のように濃密でドラマティックだし、ブラームスはフル編成の交響曲かと思ってしまうほど雄渾で壮大。
「渋い」とか「地味」という言葉とは意外にも無縁の、すばらしい充実だった。
ブラームスは若い時、ベートーヴェンのプレッシャーに勝てずに交響曲をなかなか書き始められなかったことは有名な話だけど、こういう曲を書くことで発散していたのだなきっと。(弦楽六重奏曲第1番はop.18とのことでかなり若い頃の作品)
ところでカルテット・アマービレというチーム、我の強そーなお姉ちゃん3人をチェロの男の子が下で支えるというメンバー構成で、なんとなく親近感を持ってしまう(笑)
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