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2018.12.24

クリスマスにはフォーレのレクイエム

今年ももう終わり近く、クリスマスなので、月並みだけどフォーレのレクイエムを聴いていた。
ちょっと懐かしい演奏。
ルイ・フレモー指揮モンテカルロ歌劇場管弦楽団他による1962年の録音(Erato)。

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これは、実は私にとってはちょうど40年前の今頃(1978年12月)、初めてこの曲のレコードを買って聴き込んだ演奏だった。
当時高校生だった私は、この年の秋に発売された東芝EMIの「フランス音楽のエスプリ・シリーズ」というLPの中からたまたま買った、セルジュ・ボド指揮パリ管によるフォーレ管弦楽曲集のアルバムにすっかり魅入られていた。
次は、フォーレの代表作、という「レクイエム」を聴いてみようと思って、かといってフルプライスのLPは高校生にはおいそれとは手が出ず、廉価盤カタログを繰って探した(当時は1枚1500円以下限定のレコードカタログというものがあって、お金のない学生時代にはかなり重宝したものだ)。
見つけた3種の盤のうち、フルネの旧盤(Philips)はモノラルなので落とし、残ったウィルコックス盤(セラフィム)とフレモー盤を店頭で見比べて、白い上品なジャケットが気に入ったフレモー盤を買ったことを思い出す。
聴いてみると、ずいぶんと古めかしい音ではあったが、全体の雰囲気はなかなかよく、この後十数年経ってCD時代が本格化するまでは、ほぼこればかり聴いていたものだ。
併録は同じフォーレの「ジャン・ラシーヌの雅歌」。当時は、こちらこそがフォーレの最高傑作ではないか、と思ったほど美しい曲で、十代のうちにこの曲を知ることができたのは本当に良かったと思う。

この後現在に至るまで、幾多の実演や「名盤」と呼ばれる幾つかのCDを聴いた今でも、なぜか忘れることのできない演奏だ。
写真は2009年に再発されている最新のCDで、つい最近までカタログに残っており入手可能だった。派手な話題にはならないけれど、少しずつ長く聴かれ続けている演奏なのだろうと思う。
音質は相変わらず古いけれど、このCDでは音場感のよいずいぶん聴きやすい音にまとめられている。
LPは引越しの時に処分してしまったので、ネットで拾った画像を。まさにこのジャケットだった。

あれから40年経つのか。

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