吹奏楽祭のこと
はじめて参加した1977年から昨年(2017年)までの会場だった蒲田の大田区民センターが閉館し、下丸子の大田区民プラザでの初の開催となった。
家から下丸子に行くには蒲田で乗り換えるんだけど、うっかりしてると蒲田で降りて何も考えずそのまま区民センターに向かってしまいそうで危なかった。まあ、40年もやってたんだから仕方ないです。
あと何年かしたら、区民センターで吹奏楽祭をやってた頃を知ってる人(というか、区民センターを知ってる人)、ということで年寄り扱いされるのであろう。今でも年寄りですけど。
それにしても、自分の年齢も立場も激変したこの40年以上にわたって、ほとんど雰囲気も変わらずこののんびりした催しが続いており、そこに年一回帰って行くことがどれほど心の安らぎになるのか、最近になるまであまり実感できなかった気がする。
昔は、なんか「生ぬるい」感じがして、あんまり(この雰囲気が)好きじゃなかった時期もあるし、実際何年間か離れていた時もある。
今でも生ぬるいのかもしれないけれどね。
でもいいのだ、外見が緩くても、やっている中身が真面目であれば。
今回、私としては、それなりに真摯なものを持って行けたんじゃないかな、とは思う。
(実際に真摯であったかどうかは、聴く人が判断することだが)
午前の最後と、夕方の最後に近い出番だったので、間ですっかり弛緩してしまい客席で爆睡していたりして(笑)メンタルなコンディションを保つのが大変だった。
でも、良い曲ばかり吹くことができて、よかった。
イギリス民謡組曲の担当楽器は、「単簧メタルオーボエ」(笑)
みなさまお疲れさまでした。
« コンサート鑑賞備忘録《8月》 | トップページ | コンサート鑑賞備忘録《9月》 »
「いざ、本番」カテゴリの記事
- 2024年最後の本番(2024.12.02)
- 吹奏楽祭2024(2024.11.04)
- アルスノバ、終了(2024.03.27)
- ルスコ終了(11月23日)(2023.11.24)
- 吹奏楽祭振り返り、そして今昔(2023.11.16)
はじめまして。ダニエル・デファイエの記事を読ませていただきました。
私は、大室勇一氏にサクソフォンを習っていたのですが、大室氏の許可を得てダニエル・デファイエの公開レッスンを受けたことがあります。
その後大室氏に言われたことは、「ダニエル・デファイエは癖が強いので、学生は真似しない方が良い」ということです。
ダニエル・デファイエの他の受講者は最初4小節だけを指導されて終わりだった。伴奏者に2万円の謝礼を払って随分練習してきたのに悲しいと言っていた。
投稿: 皆川智弘 | 2018.11.12 17:33
おそくなりました。コメントありがとうございます。
大室先生だったらいかにも言いそうですね。
ただ、今となっては、大室先生がそのように仰った真意について考える必要はあると思います。
デファイエという人は基本的に「気配り」というものは無いですね(笑)。公開レッスンや講演でも、一人でエンエンと喋りまくって通訳のかたが頭を抱えるという場面をよく目にしました。
投稿: Thunder | 2018.11.26 03:25