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2016.09.10

新井靖志さんの訃報

訃報 新井靖志氏(サクソフォン奏者/トルヴェール・クヮルテットのメンバー)

新井さんが、もうこの世にはいない。
信じられないことだし、信じたくもないけれど(悪い冗談はよせ、と言いたかったけれど)、残念ながら事実だ。
昨日はこのニュースが自分の回りを駆けめぐった。
私も職場の昼休みに受けたメールで知って、ショックで午後は仕事なんかする気は失せちまったんだけど、こういう日に限ってドタバタな状況で、ロボットみたいに無表情に仕事をしていた。

レッスンをしていただいたのは、1996年の夏のセルマー・サクソフォンキャンプでの2回だけだったし、格別に親しくしていただいたという訳でもなかったけれど、お会いすれば挨拶はする間柄ではあった。
様々な経緯によりなんだかんだでデビューの頃から近くで見続けてきたから、それでも思いのほかたくさんの印象がある。

忘れられないのは、私が1998年の(今も続いている)夏の発表会でブートリーのディヴェルティメントを吹いた時、客席に新井さんがいらして、後日人づてにとても褒めていたと聞いたことと、2011年の2枚めのソロアルバム(「夕べの歌」)の発売に際して書いたブログ記事(「新井さんの新譜」)に関して、直接お礼を言われたことだ。
「たくさんの友達や知人が、この記事を読んでCDのことを知って買ってくれた、ありがとうございました」と。
オレみたいなただのシロウトにそんなことをわざわざ言いに来るなんて。
とても素朴で、謙虚な方だった。
苦労されたんだろうなあ。

トルヴェールクヮルテットはどうなるんだろう。
新井さんの代わりなんか誰にも務まらないよ。
いや、勿論、「役割」の代わりは務まるけれど、「その人」の代わりというのは不可能だ。
新井さんに限らない。音楽家というのはそういうものだ。
テナー奏者が辞めたことが直接のきっかけで混迷に陥ったサクソフォンカルテットというのは実は今までにもいたって多かったんだけれど、まさかトルヴェールでその心配をすることになろうとは夢にも思っていなかった。
何事も、うまく収まると良いのだけれど。
きっと収まるだろうとは思うが。
残された人々の英知というのも、ある意味新井さんその人の遺徳だから。

1990年7月のデビューリサイタルのプログラム等は手許にないので、1997年1月、おそらく二度めの公式ソロリサイタルのチラシなど。

チラシ画像

どうか、ゆっくりお休みください。不本意なことではありましょうけれど。

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