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2016.08.09

夏への扉~雲カル&JYフルモー【7月29日】

チラシ画像雲井雅人サックス四重奏団~ジャン=イヴ・フルモー氏を迎えて(ヤマハホール)

J.S.バッハ(R.フック編)/平均律クラヴィーア曲集第1巻より 第12番ヘ短調
K.ジェンキンス/バロッコNo.1
D.チマローザ(N.プロスト編)/オーボエ協奏曲*
E.シュナイダー/万物流転~サクソフォン四重奏のためのマントラ
A.ベルノー/サクソフォン四重奏曲
 雲井雅人(S.Sax)、佐藤渉(A.Sax)、林田和之(T.Sax)、西尾貴浩(B.Sax)
 *ゲスト: Jean-Yves Fourmeau, Saxophone

ブログを書けずにいるあいだに、7月最後のこのコンサートが終わって、本格的な盛夏がやってきた。
早くに完売したヤマハホール。333席の極上空間。

「あの」フルモーと雲井さんが同じ舞台で音を出しているというのは、ちょっとした「事件」だった。
ヤマハの楽器を使っているという共通点ゆえ、同じ場所で名前や姿を見かける機会は少なくないが、逆に言うとそれしか共通点はなくて、育ってきた環境にしろ奏法のコンセプトにしろ、ある意味対極のようなものだと思っていたけれど、そのような認識は浅はかだったなー、というか、どうでもいいじゃん、と思わせるようなもっと大きなものがそこにはあって、結果おふたりの音はどんどん似てきて、お互いに近づいていった。
アンコールで再び現れたフルモーさんの「ヴァカンス」(J.M.ダマーズ)に至るまで、初めておふたりの音を並べて聴いた、1989年の富士見高原(八ヶ岳山麓)での講習会の記憶から現在へと真っ直ぐつながる軌跡を、しかと確認させてもらった。

一見してまるで違うもの(こと)が、実は奥深くで同じものに根差していること。
あるいは、同じように見えるもの(こと)が、それぞれに微妙に異なる内実を持っていて、それでもなお同じに見える、その理由。
自分がずっと追いかけていたものは、そういうことだったんだ。
自分が過ごしてきた時間というものがそのように肯定される機会というのは、人生においてそうそうあることではない。
ありがとうございました、という気分ではありました。

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コンサート(2016年)」カテゴリの記事

コメント

>結果おふたりの音はどんどん似てきて、お互いに近づいていった。

突然の書き込み失礼します。
当日会場に居た者です。

まさに仰る通りの時間でしたね(◎´∀`)ノ

ご同意いただき、ありがとうございます。

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