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2016.04.06

キアロスクーロ・カルテット

チラシ画像キアロスクーロ・カルテット(王子ホール)

モーツァルト/ディヴェルティメントK137
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第4番Op.18-4
シューベルト/弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」
 Chiaroscuro Quartet - Alina Ibragimova, Pablo Hernan Benedi (Vn), Emilie Hörnlund (Va), Claire Thirion (Vc)

桜咲く季節、新年度最初に聴くコンサートは、銀座の王子ホールにて弦楽四重奏。
ロシア出身の若手で世界的に売り出し中のアリーナ・イブラギモヴァ嬢が頭を弾く多国籍四重奏団、キアロスクーロ・カルテット。

ガット弦を使い、チェロ以外は立奏、チェロはエンドピンなしというピリオド仕様。
曲目は見てのとおり、弦楽四重奏の「クラシック」の王道中の王道だったが、演奏は予定調和のかけらもない凄まじいものだった。
物怖じないリアルなぶつかり合いと、まるで一人で弾いているような陶酔的な溶けあいとが同居する異世界。
メインの「死と乙女」など頭を殴られたような衝撃だった。

音楽をやるってある意味恐ろしいことなんだな。
どんな難しいものも、どんな大きな音も小さな音もたちどころに弾いてしまう世界最強の実力をまず身につけた上で、そんなものをかなぐり捨ててぶつかって行くことなんだ。
さらって=練習してどうにかしよう、なんて考えてるうちは永遠に二流のまんまだ、ということを心底実感させられた。

アンコールに、モーツァルトのK138の2楽章。
ここ何年か聴いた演奏会の中でも最大級の衝撃だったかもしれない。
隣の新橋駅まで、夜の銀座通りを一駅(約20分)歩いて、火照った頭を冷まして帰った。

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