文化の日に
30年ぶりに近く、西武線の中村橋で降りた。
その頃、私が初めてサクソフォンを習った先生が中村橋に住んでいて、毎週のようにレッスンに通っていたのだ。
この話を始めたらそれだけで記事がひとつ終わってしまうだろう。
初めて入った美術館は小綺麗な建物で、展覧会自体は規模は小さいものの、内容的には区営美術館の主催展としてはかなり頑張っていたと思う。
通常の印象派展では「前菜」扱いで数も少ないシスレーが、堂々の主役というのは嬉しかった。
美術館前の広場にはこんな感じのオブジェがいろいろと。
なんだこの大根みたいな馬は(笑)
「練馬」に引っかけてるのか。
見終わった後は、副都心線経由で東横線の都立大学まで移動。
古巣バンドのひとつ、ヤマハ目黒吹奏楽団の演奏会へ(めぐろパーシモンホール)。
久々に行くことができた。
20年以上前、私が在籍していた頃とは見違えるような、1200席のホールが満席に近いほどの客入りに、感慨。
それでも、会場のそこここ、舞台の内外に今も知った顔が何人かいるのは楽しい。
終演後はMCの太田さんとやはり20年ぶりくらいにお話をすることができた。
当然ながら、私も含め皆、あの頃から20以上歳を重ねている訳ですが。
でも変わらないよね。
皆が、「街角の音楽」を実践する主体として、正しい姿と歴史を刻み続けていることを、嬉しく思う。
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