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2015.11.26

モディリアーニ弦楽四重奏団

チラシ画像モディリアーニ弦楽四重奏団(王子ホール)

ドビュッシー/弦楽四重奏曲
サン=サーンス/弦楽四重奏曲第1番ホ短調Op.112
ラヴェル/弦楽四重奏曲
 Quatuor Modigliani - Philippe Bernhard, Loic Rio (Vn), Laurent Marfaing (Va), Marc Coppey (Vc)

フランスから現役ばりばりの常設カルテットが来日してこの曲目で演奏会をするというのは、ありそうで滅多にない貴重な機会で(サン=サーンスの弦楽四重奏曲は生では初めて聴いた)、主催の王子ホールに感謝します。

演奏はこれがもう目の眩むばかりに鮮やかでしかも柔軟なもので、特にラヴェルは凄かった。今まで聴いてきたこの曲はなんだったのかと思ってしまったくらい。
サン=サーンスも興味深かった。この作曲家とは思えないような、ある意味現代的な、理知的で力強く書き込まれた音楽だ(別団体のCDは以前から持っているので聴いたことはあるはずなのだが、そちらは全く印象がなかった)。
吉田秀和という人はかつてサン=サーンスのことを「安っぽいメロディ、常套手段ばかりの展開」とこき下ろしたけれど、きっとこの曲は聴いたことがなかったんだろうな。
それにしても、技術的な洗練のされ方に関しては、CDで聴ける旧世代のカルテットとはもはや別世界で、ハバネラのような連中は、こういう音楽的土壌というかバックグラウンドがあってこそ出てきているんだな、ということを実感した。

アンコールにまさかのドヴォルザーク「アメリカ」の終楽章!

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