ウィーン・フィル
モーツァルト/ピアノ協奏曲第23番イ長調K488
チャイコフスキー/弦楽セレナード
プロコフィエフ/古典交響曲
指揮・ピアノ:クリストフ・エッシェンバッハ
(前エントリより続く)
そして、夕方はこちらへ。
生まれて初めての生ウィーン・フィル。
今回はかなり小さい編成だった(Max12型、コントラバス4人)。
コンマスはライナー・キュッヒル。
チケット代は言うまでもなく高いんだけれど。(N響の自分の席1年分より高い)
何がそんなに違うのか、つらつらと考えるに、結局のところ、洒落っ気とか、遊び心とか、余裕とか、数値化や言語化のできない価値というものが芸術にはあって、そしてそれこそが最も大切なものなのだ、ということを再確認する一夜となった。
あとは、これまでパリ管を振ったところしか見たことがなく、しかもかんばしい印象のなかったエッシェンバッハという人が、実はすばらしい音楽家だった、ということに気付いたのが私としては今回最大の収穫だったかな。
パリ管のような曲者を統率するには、この人はあまりにも純粋すぎるのかもしれない。
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