レッスン→ミューザ川崎、1日の夏休み
会社を休みを取って、15日の本番に向けてのレッスンを受けてきた。
ドルチェ楽器にて、11時から1時間。
お互いに二十代の頃からだから、もう30年近い付き合いになる師匠だけれど(この間ずっとコンスタントにレッスンを受けていたという訳ではなく、最近では気が向いた時に遊びに行くに等しいが(苦笑))、結局ずっと同じことを言われている気がする。
師匠曰く「スキだらけ」(苦笑)
今回の発表会の曲目は楽譜的には初見でも吹けるようなものながら、実際のところ自分自身の課題というのは曲が難しかろうが易しかろうが同じだなあ、と痛感した。
それでも、この歳になってもまだまだ良くなる余地がある、ということが分ったのはよかった。
酷暑の中いったん帰宅して少し休憩、こんどはコンサートを聴きに出かける。
たった1日の夏休み、という気分。
フェスタ・サマーミューザKAWASAKI 2015
東京都交響楽団(ミューザ川崎シンフォニーホール)
プロコフィエフ/バレエ音楽「シンデレラ」組曲第1番
ショスタコーヴィチ/交響曲第5番
指揮:大野和士
今年もミューザの夏祭り。
都響は音楽監督の大野さんが登場、ほぼ完売の盛況。
ソビエト連邦の体制下をかいくぐった2つの傑作の充実した演奏を楽しんだ。
「シンデレラ」は同じプロコフィエフの「ロメオ」と共通する響きが多々あり、しかも「ロメオ」にはない素晴らしいワルツのナンバーがある。
「ロメオ」のせめて半分程度の知名度があっても全然おかしくないのになあ。
メインの「5番」も、このままライブCDにしても全然大丈夫なくらいの磐石の仕上がり。
殊更にイデオロギー的なものにこだわらず、純粋に音楽的な筋書きを重視した解釈だった。
第3楽章の出だしの深々とした音色が印象的だった。ヴァイオリンの後ろの方のプルトのみで弾き始め、だんだんと前へと響きが波及していく。
(帰宅してスコアを見たら、この楽章のみ3rd Violinというパートがあった)
コンマス四方、Fl柳原Ob鷹栖Cl三界Bn長Hn有馬Tp岡崎。
終わって帰宅前にラゾーナのフードコートで天丼を食す。たいへん美味。
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