2015年
さて、当ブログ「Thunder's音楽的日常」も、2005年正月の運用開始以来、ついに満10年が経過しました。
この変化の速いウェブ・コミュニケーションの世界にあっては、10年というのは気の遠くなるような長い時間であり、時代にそぐわない部分も色々出てきてはおりますが、コミュニケーションの主役はあくまでも「人間」であり、人間というものは何年何十年経っても本質はそうそう変わるものでもありませんから、まだまだやりようはあるのかな、と思ってもう暫くこの調子で続けてみようかとは考えております。
今年の目標は、コンサートのレポートは簡単なものでよいので当日中に上げること、でしょうかね(苦笑)
本年も宜しくお願い申し上げます。
今年最初に聴いた曲は、TVの東急ジルベスターコンサートで観た「大地讃頌」(佐藤眞)だったが(山田和樹君の「フィンランディア」でのカウントダウンは見事。よくあんなテンポのコロコロ変わる曲を選んだなあ)、我が家のステレオで最初に鳴った曲は、ルノー・カプソンによるフォーレのヴァイオリンソナタ第1番だった。
なんとなく新春にはふさわしい明るい雰囲気が吉。
昨年入手したが、聴く時間がなくそのままになっていた、Virgin Classics原盤の新しいフォーレ室内楽曲全集より。
Virginを含むEMI ClassicsがWarnerに移籍したせいで、はからずもWarner傘下のEratoから新しいフォーレの全集として世に出たという、例によって複雑な経緯を辿っている。(Eratoには、前世紀のスタンダードだったフォーレの室内楽曲全集の録音が既にある)
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