N響12月覚書【12月17日ほか】
NHK交響楽団 第1798回定期演奏会[Bプログラム](サントリーホール)
ドビュッシー(ラヴェル編)/サラバンド(「ピアノのために」より)、舞曲
ファリャ/交響的印象「スペインの庭の夜」*
ラヴェル/ピアノ協奏曲*
ストラヴィンスキー/バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
*Pf:ユジャ・ワン
指揮:シャルル・デュトワ
(コンサートマスター:篠崎史紀)
12月17日(水)はサントリーホールでのN響へ。
見ての通りあのユジャ・ワンが2曲も弾く豪勢な演目で、N響のサントリー定期はチケットが入手至難なことで有名だが、今年は私はAシリーズ(NHKホール)の定期会員だから無事買うことができた(普段だったら発売日の朝から電話に取っ付いてないと無理)。
しかしそれにしては中に入ると結構空席があるのが不思議。ユジャが舞台に出てきた時の気のない拍手もそうだけど、N響のお客さんはよぉ分かりません。
それにしてもユジャ姐ちゃん(お色直しあり。笑)は上手かった。「スペインの庭の夜」のキラキラとしかも颯爽とした演奏は本当に印象的だったし、ラヴェルのピアノ協奏曲は大好きな曲で、おそらく20人は下らない数のピアニストの実演を聴いているけれど、あんなに正確でしかも美しい!演奏は初めて聴いたと思った。
12月5日(金)に聴いたドビュッシーの「ペレアスとメリザンド」の覚書も記しておきましょう。
このオペラの、こんなに見事な演奏がこんなに普通に聴けるようになったというのは、なんだか夢のようだ。
NHK交響楽団 第1796回定期演奏会[Aプログラム](NHKホール)
ドビュッシー/歌劇「ペレアスとメリザンド」(全5幕、演奏会形式)
ステファーヌ・デグー(Bar、ペレアス)
ヴァンサン・ル・テクシエ(BsBar、ゴロー)
フランツ・ヨーゼフ・ゼーリヒ(Bs、アルケル)
カトゥーナ・ガデリア(Sop、イニョルド)
デヴィッド・ウィルソン・ジョンソン(Bar、医師)
カレン・ヴルチ(Sop、メリザンド)
ナタリー・シュトゥッツマン(CAlt、ジュヌヴィエーヴ)
浅井隆仁(Bar、羊飼い)
合唱:東京音楽大学(合唱指揮:阿部純)
指揮:シャルル・デュトワ
(コンサートマスター:篠崎史紀)
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