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2014.11.26

ナタリー・シュトゥッツマン

チラシ画像ナタリー・シュトゥッツマン(コントラルト) フランス歌曲の夜(トッパンホール)

ショーソン/
 ナニー(7つの歌Op.2より)
 蝶々(7つの歌Op.2より)
 刻(3つの歌Op.27より)
 リラの花咲く季節(「愛と海の詩」Op.19より)
 イタリアのセレナード(7つの歌Op.2より)
グノー/
 愛し合おう
 その花を私にください
 夕暮れ
 小さな谷
ドビュッシー/
 麦の花
 鐘
 海はさらに美しい
フォーレ/
 月の光Op.46-2
 マンドリンOp.58-1
 愛の夢Op.5-2
 蝶と花Op.1-1
 ネルOp.18-1
 夢のあとにOp.7-1
プーランク/
 歌曲集「平凡な話」
 はすっぱ娘の歌(「村人の歌」より)
 モンパルナス
 ルイ・アラゴンの2つの詩(C~雅やかな宴)」
インゲル・ゼーデルグレン(Pf)

これは今日の演奏会。
冷たい雨の中、凸版ホールまで行ってきました。

歌のコンサートは久々だけれど、シュトゥッツマンがこの曲目を歌うとなったら行くしかないでしょう。
もう一晩、シューベルトの冬の旅を歌う回もあって、そちらも行きたかったが、早々に完売だったのだ。
それにしても、あの渋ーい声で歌われるショーソンやフォーレやプーランク、夢のようだ。
「月の光」はまるで墨絵のような風景だったし、「夢のあとに」の厳かさも初めて触れるような世界だった。
プーランクの「C」の、人生の終わりのような絶唱!
また、拍手のタイミング等、歌をよく分かっているお客さんが集まっていたようで、気持ちよかった。

アンコールにプーランク「愛の小径」、アーン「クロリスに」。
後者は初めて聴いた。明らかにバッハのアリアを模した前奏で始まる、荘重な、しかし素敵な曲だ。CD探そうっと。

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