ブラビンズ&都響・英国祭第一夜
東京都交響楽団 第776回定期演奏会(サントリーホール)
ヴォーン=ウィリアムズ/ノーフォーク狂詩曲第1番
ブリテン/ピアノ協奏曲(1945年改訂版)*
ウォルトン/交響曲第2番
*Pf:スティーヴン・オズボーン
指揮:マーティン・ブラビンズ
(コンサートマスター:山本友重)
20日(月)。
今月の都響は、マーティン・ブラビンズによる英国音楽特集(またの名を「ウォルトン交響曲全集」)。
1曲めは残念ながら遅刻してしまい間に合わなかったが、ブリテンのピアノ協奏曲というえらくカッコいい曲から聴くことができた。
あまり演奏されないし、実際初めて聴いた曲だったが、もっと演奏されてよい曲だと思う。
ラヴェル、ショスタコーヴィチ、あるいはプロコフィエフの3番、とまでは言わないが、それらに準ずる面白さがある曲だ。
ピアニストはアンコールに、コンチェルトの熱狂をさますかのように、ドビュッシーの「カノープ」を詩情豊かに弾いた。
場内しんと静まり返って耳を傾ける。
ウォルトンの珍しい「2番」もまたカッコ良かった。
CDで聴いていると何かとりとめのない音楽に聞こえるけれど、こういう曲は、実演で聴いてこそ、だな。
Aシリーズ(東京芸術劇場)の「1番」も楽しみ。
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