台風去って、国立音大アンサンブル
国立音楽大学専攻生によるサクソフォーンアンサンブル2014(府中の森芸術劇場・ウィーンホール)
ドビュッシー(中村均一編)/弦楽四重奏曲より1、3、4楽章
マスランカ/Songs forThe Coming Dayより4、8、9楽章
澁江夏奈/Show Mw Your Heart
リムスキー=コルサコフ(山本哲也編)/シェエラザードより3、4楽章
B.ウィーラン(柏原卓之編)/リバーダンス組曲第1章(指揮:下地啓二)
台風通過の6日(月)。
今日は休暇。
そのつもりで仕事を休んだのではないけれど、結果として家で台風をやり過ごすこととなった(本来の目的は果たせなかった)。
昼過ぎには雨も止み、嘘のように晴れ上がった。
親父のいる病院に行った帰り、久しぶりに国立音大のサクソフォンアンサンブル演奏会を聴いてみた。
あの、押しつけがましさのない、最初の小編成から大編成へとシームレスにきれいにまとまった響きは健在だった。
澁江夏奈さんの新作は、「若さ」というものを臆面もないくらい率直に表出していて好感を持ったし、シェエラザードはさすがに、こういう曲だと指揮者がいないとこうなっちゃうよなあ、というところはあったもののサクソフォンの合奏によく似合う音がしたし(私もアレンジして演ったことがある)、下地先生が指揮したリバーダンスの生き生きした感じと格調高さは、曲の面目をも新しくするくらいだった。
今日の成果(音楽的な)というものに、個々の学生さん達がどのくらい主体的にコミットしているのかな、とちょっと思った。
学生さん(しかも、音楽を専門とする学生さん)の演奏会てのはいろいろ難しいね。
あれから1週間近くが経って、もっとでかい次の台風が近付いている。
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