こんにゃく座「おぐりとてるて」
9月12日(金)。
1年ぶりのオペラシアターこんにゃく座(俳優座劇場)。
今回は「おぐりとてるて」(台本・演出:立山ひろみ、作曲:萩京子)。
楽士の服部真理子先生(ピアノ)からご案内をいただいて、行ってきた。
浄瑠璃でも知られる小栗判官と照手姫の物語。
翻案ではなく、ほぼ原作に沿った台本。
このたいへん日本的な筋書きと科白回しを西洋音階でオペラに仕立ててしまう、こんにゃく座奥が深いなあ。
簡素な舞台装置ながら、京・紀州から相模・常陸、果ては黄泉の国に至るダイナミックな展開を活写して余すところがない。
楽士の皆さん(他に、4種のサクソフォンを操る林田さん、パーカッション高良さん)も、2幕2時間半(休憩あり)ほぼ弾き放しの熱演だった。
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