ミューザの夏祭り
フェスタ・サマーミューザKAWASAKI 2014
日本フィルハーモニー交響楽団(ミューザ川崎シンフォニーホール)
C.Ph.E.バッハ/シンフォニア ニ長調Wq.183-1
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番*
ブラームス/交響曲第2番
*Pf:小山実稚恵
指揮:マックス・ポンマー
8月になっている。
毎日あついのう。
首都圏の夏の風物詩、フェスタ・サマーミューザに行ってきた。
本日は日本フィル。
指揮者マックス・ポンマーは1936年ライプツィヒ生まれのベテラン。名前は知らなかったが、札響の首席指揮者就任が決まっているそうだ。
エマニュエル・バッハ(生誕300年)のシンフォニアに始まる、今回のフェスタでおそらく最も地味な曲目ながら、お客さんもそこそこ入っており(インバル都響だって完売にはならないのに)、めでたし。
テンポ速めで決然とした本場辛口の演奏でした。
余談だけど「ラプソディ・イン・ブルー」って、絶対ベートーヴェンのこの曲のパロディに違いない。
日フィルのホルンの若い首席、日橋君っていうのかな?彼上手いねー。
7月30日・東京都交響楽団
ワーグナー/ジークフリート牧歌
ブルックナー/交響曲第7番
指揮:エリアフ・インバル
インバル大明神降臨。
曲目も、見ての通りおよそ「フェスタ」らしからぬ超重量級だった。
フェスタミューザの公演には必ず公開リハーサルが付いているのだが、今回、何百人もの人が平日真っ昼間の公開リハーサルに集まったと、話題になっていた。私は夜の本チャンだけでしたけどね。
とはいえ、ワーグナーとブルックナーの、それぞれおそらく最も親しみやすい(であろう)作品であり、ワーグナーテューバを使う「7番」はご承知の通りワーグナーとはたいへん関連が深いという、プログラムとしてはなかなか良くできている。
演奏はさすがの貫祿だった。
あの力みのない一種のまろやかな音色は、会場のせいもあるだろうが、格別な説得力があった。
ただ、CDになっている何年か前の定期公演での演奏(ブル7)のほうが、より完璧に近かったとは思ったのは、致し方ないか(リハーサル回数も少ないだろうし)。
あまりに久しぶりで、ブログの更新の仕方を忘れそうだ(笑)
facebookにはだいたい毎日、何かしらちょこちょこ書いているんだけれど。
8月はコンサートが少ないので、自分の練習と、買ったけれど聴いていないCDの開封と、聴いたけれど記事を書いていないコンサートのふり返りとで、ひっそり過ごそうと思う。
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